三宅村長 長谷川 鴻 様

                                                                                                           
                                     平成12(2ooo)年 11月 21日

1.「2000年噴火の全島避難の法的取り扱いについての説明を求める要望書」
2.「他の支庁村長に対する応援の要求に関する要望書」
3.「長期的避難生活に関する要望書」

                                                提出者氏名  青 山 敏
                                                東京都三宅島三宅村神着 1118
                                                電話番号04994―2―0314

三宅村村長並び三宅村職員の皆様には、三宅島雄山噴火に伴う全島避難、火山ガスの
流出と全国的にも例を見ない大災害が発生するに至り、日夜村民のためにご尽力を
いただき心より感謝申し上げます。
さて、全島避難後2ヶ月半が経過しましたが私ども三宅島村民の避難の現況についての位
置付けが明確にされて居りません。現在の三宅島はいまだに立入禁止区域に指定されてい
ないにも係わらず、三宅島上陸が許されない事について村民にきちんとご説明いただきた
いと思います。 つきましては、以下の項目について見解をお伺いしたく、要望させていただきます。 1.「2000年噴火の全島避難の法的取り扱いについての説明を求める要望書」 1、私達三宅島村民が現在続けている避難生活についての位置付を明確にして下さい。   1)災害対策基本法における位置付けを、条文を示し、ご説明ください。 関連法令があればそれも併せてご説明ください。   2)三宅島への上陸は違法行為にあたりますか。処罰などの適用をうけますか。 2、三宅支庁産業課名で配布された立入禁止区域の設定について明らかにして下さい。   1)設定されるにあたっての経緯。(村長は事前に相談されましたか)   2)設定された法的根拠はなんですか。   3)効力及び処罰などの適用の有無を知らせてください。 2.「他の支庁村長に対する応援の要求に関する要望書」 事務手続きに大きな遅れがあることが日立ちます。聞き及ぶところでは義援金配分に携わ
る職員は1名のみとのこと、このような状態では、到底村民に対するケアーが充分出きる
とは思えません。 つきましては、以下の項目について見解をお伺いしたく、要望させていただきます。 1、災害対策基本法第67条(他の支庁村長に対する応援の要求)  1)三宅村職員は充分足りていると思いますか。その根拠を具体的に示してください。  2)村民に対するケアーは充分足りていると思いますか。その根拠を具体的に示しく
ださい。  3)この応援の要求をしないのは何故ですか。  4)出来ない理由がありますか。理由があれば教えてください。 3.「長期的避難生活に関する要望書」 先日来の村長が出演したテレビを拝見しておりますと、避難生活は長期に及ぶ。との見解
のようですが、漠然としすぎていてよく分かりません。当然中、長期的な展望があろうか
と思います。 つきましては、以下の項目について見解をお伺いしたく、要望させていただきます。 1、長期的な避難生活を覚悟しなければならないようですが   1)何カ月程度、何年程度という展望はありますか。あったら教えてください。   2)いつ終息するとも知れない状況下で、1年後、2年後、3年後にならなければ 帰れなかった場合、三宅島村民に対する支援の程度をおしえてください。    a.都営住宅は引き続き無料で借りられますか。いつまで無料で借りられますか。     b.三宅村立小中学校はどうなりますか。現状通り秋川高校での修学ですか。 c.介護を必要とするお年寄りを、1箇所に集め集団居住させることで行届いた      ケアーが出きると思いますが、その考えはありますか。    d.三宅島に残してきた家が今のまますめる状態にあるとは思えません。     それについてどのような支援がなされますか。 思いつくままに書き上げましたが、これ以外にも村として考えなければならない事は 多々あると思います。それら全てについて具体的に教えてください。 3)上記1)2)について、東京都には支援要請をされていることと思いますが     a. 要請はしましたか。していませんか。    b. どのような要請をしましたか。具体的にお願いします。    c. 要請をしていない場合について、その理由を教えてください。 以上、ご多忙を極める中、まことに恐縮ではございますが、本要望書受付後、 1週間程度を目処に、早期の文書によるご回答をいただきたく、ここに要望いたします。 前代未聞の避難生活の中で、自らが被災民であるにも係わらずご活躍されている、 村長、村議会、三宅村役場職員の皆様には大変感謝を致しますと共に、東京都や 各ボランティアの方々の温かいご支援のもとに避難生活を送っています。 いつの日か、復興の日に向けてそれぞれのおかれた環境の中でがんばっていきます。 寒くなってまいりましたので、健康には充分お気を付けください。