三宅島雄山噴火災害により全島民が島外での避難生活を始めて7ヶ月目に入りました。
この噴火災害によって、私たち三宅島住民の生活設計は大きく揺らいでいます。
自営業者は、これまで三宅島の地場産業である農漁業および観光業、また商工業の担 い手として、離島という困難な条件の中、三宅島の産業振興のために努力を続けてきま した。また、三宅島に職を得て住宅を新築し、地元に足場を築いて地域の振興に貢献し てきた者も多くいます。これらの多くは、金融機関より多額の資金借り入れをしながら、 三宅島における生活の中において、その返済を計画していました。しかし、生活や生業 の場である三宅島に立ち入ることが困難な状態がいつ終息するかわからない状況におい て、この計画は全く成り立ちません。
長期化する避難生活において、一人一人が生活の自立再建の道筋を確立することは、 大変に重要な問題です。目の前にある多額の返済が、自立再建の道に大きく立ち塞がっ ていることは明らかです。この間、関係者のご尽力により一定期間における元金の返済 猶予は認められたものの、利子分の返済に対する猶予は認められていません。生業の基 盤を失った自営業者にとって、利子だけの返済といっても非常に困難なものです。この ままいけば、自営業者の多くが自己破産の道を選択せざるを得ません。また、帰島して 住める見通しの立たない住宅へのローン返済も、避難生活を送る上で大きな負担となっ ています。
今回の三宅島噴火災害が、これまで誰も経験したことのない災害であることの認識の もとに、私たちは三宅村議会に次のことを請願するものです。
一、 住民が三宅島に帰島し生活できる日まで、既往融資の元利一括返済猶予の措置を関係方面に働きかけていた
だくよう、議決すること。
提出先 三宅村村議会議長