小川先生の洞爺中学校避難生徒情報
洞爺村立洞爺中学校  小川征一
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4月25日

修学旅行も好天に恵まれ無事帰着しました。有珠山噴火の地からの旅行団ということ
で猊鼻渓の舟下りではNHKの取材チームが同行し、19日朝の全国版のニュースになっ
たようです。さて、留守居の避難3年生はパソコンにどっぷり浸かっていたようで、
ワードで10分間350字のレベル(日商のワープロ検定3級位?)に半分位の生徒が到
達したようで、びっくりしました。やはり、パソコンは「習うより慣れろ」ですね。
 ところで、今日は3年生が洞爺村の「花いっぱい運動」ということで90リッタの
プランタ10個にパンジーを植えました。避難生も在校生も入り乱れて和気藹々冗談を
言い合いながら、ミミズの出現に大騒ぎしながら楽しく作業を終了しました。作業
後、有珠山の噴煙を見ながら避難女生徒と在校生が「いつになったら戻れるんだろう
ね。早くおさまればいいね。」と話し合っているのが聞こえました。

4月20日

修学旅行のため避難生徒情報が4日間お休みになっていました。 
昨日(4/20)午後8時過ぎ修学旅行から戻りました。JR長万部駅からスクール
バスで戻ったため遅くなりました。旅行は天候に恵まれ所期の目的は十分に達成でき
たように思います。4/18の猊鼻渓での舟くだりの様子が我々の舟に同行したNH
Kカメラにより詳しく取材されました。有珠山噴火地域からの修学旅行団ということ
で待ち受けていたようです。避難転入生が一緒に旅行に来ているかと質問され、苦し
い言い訳をしなければなりませんでした。この様子は19日朝6時50分頃全国版で
放映されたそうです。子供達は見学の合間に転入生のためにお土産をみつくろってい
ましたが、「南部せんべい」に落ち着いたようです。さて、旅行団の解散式では学級
担任から、「修学旅行の楽しい思い出話を自分達だけで話してはならない。必ず転入
生を話の輪に加え、エピソードを説明しながら話しをしよう」という呼びかけがあり
適切な配慮がなされていると思いました。転入生が出来るだけ早く原籍校で修学旅行
にいけることを願うばかりです。PS:出発時に長万部避難所ネットボランティア2
名の方がデジカメ片手に取材に来てくれました。