平成１２年９月２２日　　　　　　　　　　　　　　　　　　連絡先　総務局学事部学事第一課　
午後２時００分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　03-5388-2561
東京都災害対策本部　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　03-5388-2565

　　　　　　　　　東京都災害対策本部の対応等について（第１４８報）

　　　　　大学等入学準備金の貸付及び東京都育英資金の特例貸付について

　総務局では、三宅島噴火災害、新島・神津島近海地震災害によって被害を受けた世帯に対して
下記のとおり入学準備金の貸付けを行います。また、東京都育英資金の特例貸付も行います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１　大学等入学準備金の貸付
（１）貸付対象者
　　　災害救助法適用日現在、三宅村、新島村、神津島村に住所を有し、大学・短大、専修学校
　及び各種学校への進学を希望する高校３年生の扶養者。
（２）貸付額と利息
　１０万円、３０万円、５０万円、１００万円の内から、借受希望者が選択。無利息。
（３）交付時期
　　１）　貸付決定日以後の指定日に、貸付額のうち１０万円を一時金として交付。
　　２）　合格通知等で入学することが確認できた時点で残金を交付。
（４）返還方法
　　　貸付決定日から１年間の据置期間後、貸付額により４年〜１０年以内に均等割で返還。

２　東京都育英資金の特例貸付
（１）貸付対象者
　　　三宅島噴火災害等により修学の継続が困難になった生徒で、都内に住所を有し、都内の
　　高等学校、高等専門学校、専修学校（高等課程、専門課程）に在学している者。
（２）貸付額と利息
　　　月額１４，０００円〜４６，０００円（学種、公私立による）を卒業まで貸付。無利息。
（３）返還方法
　　　貸付終了後、６ヶ月間の据置期間後、貸付額により一定の期間内に均等割で返還。

３　今後の取組
（１）三宅島噴火災害等被害者に対する入学準備金
　　　10月中旬から申請受付開始。受付場所は、都庁、支庁、村役場等。
　　　10月下旬に入学準備金の貸付交付（第１回目）予定。
（２）三宅島噴火災害等被害者に対する東京都育英資金の特例募集
　　　10月上旬から申請受付開始。申請は在学校まで。 11月上旬に学資金の貸付開始。

（参考）対象地域に所在する高等学校の３年生の生徒数 (12年5月1日現在、教育庁資料による)
　　　　　　三宅高校　４２　、　神津高校　２３　、　新島高校　２７　、　計９２名