広報みやけ10月号

3 三宅島の現状
(1)各地区の状況

ア 神着地区宅地内の降灰は10cm程度で固まってひび割れています。土佐から美荏井地区にかけての火砕流現場では樹木が倒伏していますが、民家の壁にこびりついていた灰は雨に洗われています。川田沢や村道から都道へ泥流が流下し、湯舟グラウンド付近に点在しています。湯の浜漁港は漁船の接岸が可能です。赤場暁周辺の都道の泥流被害が激しくなっています。

イ 伊豆地区集落全体として被害は軽微です。保健所の下の沢に泥流被害が出ています。大久保漁港は漁船の接岸が可能です。富士見橋の下の旧道は復旧しましたが、電柱が倒れたままになっています。

ウ 伊ヶ谷地区墓地の一部が泥流で削られ、都道の伊ケ寄港線には泥流が流れて、舗装のアスファルトがめくれている箇所もあり、車の通行はできなくなつています。船着場にも泥流が流れこんでいますが漁港への漁船の接岸は可能です。

エ 阿古地区降灰量が他地区に比較して少なく被害も軽微です。墓地も阿古漁港にも被害はありません。

オ 坪田地区三池浜付近には20cmほど泥土が堆積しています。大路池から東山までの間に以前は無かった新たな沢筋がいくつもでき、特に立根付近の都道は泥流で一部が損壊しています。坪田漁港は地盤沈下により桟橋が沈下しており、満潮時には桟橋が海没しています。

カ その他上空からの調査によると村営牧場は全面泥土で覆われ、噴石で屋根に穴のあいた牛舎が高さ半分位泥土に埋まっています。神着の農業用水ダムは上下2基とも泥流で埋めつくされています。

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