火山ガス低下の兆し
臨時火山情報 第2号 
平成13年 5月28日18時30分 
気象庁地震火山部・三宅島測候所 発表 
http://tenki.or.jp/usu/data/MIY_C200105281830.html

--------------------------------------------------------------------------------                          平成13年5月28日                             気  象  庁          三宅島の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解  三宅島では、依然として、多量の火山ガスを山頂火口から放出する火山活動が 続いています。  昨年10月以降、三宅島では、白色の噴煙が連続的に噴出されてきました。3月19 日及び5月27日には小規模な噴火があり、一時的に火山灰の放出が見られました。 しかし、それらを除き降灰はほとんど認められていません。  上空からの目視観測による噴煙量は、昨年に比べ低下傾向が見えますが、4月以 降わずかに増減があります。  山頂火口からの二酸化硫黄の放出量も、昨年に比べて低下していますが、1日あ たり約2〜3万トン程度の高い値を保持しています。三宅島の収縮を示す地殻変動は、 次第に鈍化してきています。収縮はマグマからの火山ガスの放出による体積変化に 対応するという考えが、有力になってきました。  昨年9月以降、火山性地震の回数は少ない状態が続いてきましたが、3月以降、 時折振幅のやや大きな低周波地震や微動が発生し、空振を伴うものも発生しています。  また、3月から4月にかけて火口直下の温度低下を示すとも考えられる全磁力変化 が観測されました。    以上のように、三宅島の火山ガスの放出活動は低下の兆しが現れていると考えら れます。火山ガス放出量の低下により、火口直下の温度が下がり、火道の一部が閉 塞や解放を繰り返して、火山灰の噴出、低周波地震、火山性微動が発生していると 考えられます。    今後も、火道の部分的な閉塞等によって、小規模な噴火が発生する可能性があり ます。しかし、脱ガスの進行によって火山の活動は全体としては低下傾向にあり、 山麓に影響するような大きな規模の噴火の可能性は低いと考えられます。  火山ガスの放出には若干の低下傾向が見られるものの、放出量は現在も依然とし て高く、このような活動は今後も続くと考えられますので、引き続き火山ガスに対 する警戒が必要です。  また、雨による泥流にも引き続き注意が必要です。 -------------------------------------------------------------------------------- 28日22:00のNHKニュースではトップで報道された。
しかし東京都は、予知連の見解が出ても一時帰島を検討する気は無いとコメントを発表。
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