三宅島
秋川学校無料臨時電話の怪!!!??
消えた16台の臨時無料電話はどこに?


書かずにはいられない
あまりにも理不尽
文責・冨田きよむ

日本中の善意が寄せられたテレホンカード。
しかし、それをめぐって、なんともやりきれない事態が発生した。

NTT東日本は,秋川高校内に無料臨時電話を14回線設置している
(9月2日第2報).1月31日第18報では16台設置していると発表。

ところがである。
秋川学校にある3台の公衆電話には、テレホンカードや小銭を握り締めた
子供が列をなしている状況が続いている。
親元から離されている子供にとって、電話はライフラインの最たるもの。
命綱といっても過言ではない。
教師たちは、あまりの有料公衆電話の混雑を見かねて、携帯電話の所持を認めたほど。

今現在、秋川学校の子供の目の前に無料臨時電話はないのだ。


NTT東日本が9月の頭に設置した10数台の電話は、今どこに行ったのか?
避難者である子供たちが親や友人と連絡を取り合って、励ましあい、慰めあって
厳しい学校生活を続けるための無料臨時電話ではなかったのか。

有珠山噴火のときには、避難所開設と同時にNTTが臨時回線を引き、Faxはもちろんテレビ電話
、各種携帯電話も運び込まれた。
それに比べて、秋川学校はなんともお粗末な通信環境である。

万一、NTTの無料臨時電話を、学校がその業務で使用していたとすると、これはゆゆしき問題である。
行政当局の速やかなる対応を望みたい。

三宅島は、住民と行政が、本気になって沈めようとしているように見える。