Created on Wed 28-June, 2000 and last modified on Thu,29-June-2000 15:00pm
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北大の岡田弘教授は27日午前、有珠山噴火のヘリコプター観察で、西山山ろく噴火口の水蒸気爆発が断続的に停止していることを初めて確認。金比羅山の噴火口でも、噴石を含んだ噴火が減少しているという。岡田教授は「有珠山の噴火活動は低下傾向を示しており、今後の推移を見る上でも重要な観察」と位置づけた。 「噴火活動が終息方向に向かっているものと期待したい」と語った。 しかし、噴火活動が停止に向かっているかどうかの最終判断には、有珠山周辺の隆起の状況などの把握が必要で、同教授は「今後、新たな噴火口ができる可能性は依然残っており、予断は許さない」と、一時帰宅する住民らに注意を呼び掛けている。
避難所や仮設住宅での生活を強いられている胆振管内虻田町の町民らを元気づけようと、道外からやってきたボランティアたちが7月2日、独自の祭りを同町高砂の高砂広場で開く。雲仙普賢岳ふもとの長崎県島原市の二人組バンドが町民への応援歌を歌うほか、YOSAKOIソーラン祭りに出場した地元チームや後志管内の高校生が歌を披露するなど、にぎやかなイベントになりそうだ。一方、同管内洞爺村の産業まつりは中止も検討されていたが、予定通り同じ二日に行うことになった。
28日、噴火被害の危険度が最も高いカテゴリー1になっている同町洞爺湖温泉町のうち、洞爺湖畔沿いの国道230号約1.5kmを含む区域を一段階危険度の低いC2に変更した。これに伴い、一時帰宅の際に230号を通行できるようになった。 通行可能になるのはC2地区の住民に一時帰宅が許可される奇数日で、希望日の二日前までに同町に申請すれば、午前十一時から午後二時まで通行できる。
胆振管内虻田町の住民136世帯300人以上が仮設住宅で生活している同町月浦地区で27日午前、住民待望のスーパーマーケットが正式オープン。営業時間は午前九時から午後九時まで。
詳しくは→こちら
虻田町は13日から、仮設住宅が建設された月浦と高砂町ウロコ前を豊浦経由で結ぶ無料バスを1日3往復運行する。
旧来の国道230号不通区間縮小(17日午前9時) 《今回開通区間》 虻田町洞爺湖温泉町191(珍小島)〜同町洞爺湖温泉町185番地1(約300m) 《依然不通の区間》 虻田町洞爺湖温泉町185番地1〜同町泉162番地4(約5.3km)
道央道 伊達IC〜豊浦IC 国道37号 ※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。 国道230号線 虻田町洞爺湖温泉町185番地1〜同町泉162番地4(約5.3km) 道道 洞爺湖登別線 道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。 (12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜 壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界) ※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。
JRの詳しい運行計画は、こちらへ→http://www.jrhokkaido.co.jp/new/nusu2.html
有珠海水浴場が7月15日海開き。開設期間は8月20日までで、オープン初日には安全祈願祭で、関係者が期間中の無事故を祈る。有珠山噴火の影響が懸念されたが、オープン時期は例年通り。オープン前には、道環境生活部の水質検査が行われる。
レスキュードットネット有珠山ネット支援ステッカー販売開始→こちらから購入 |
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