Created on Tue 20-June, 2000 and last modified on Tue,20-June-2000 0:00am

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  • 有珠山の活動

 国土地理院が6月13日までの17日に観測したデータを比較した結果、五月には山ろくの北東で最大298mmの隆起が見られたが、6月には同じ地点で9.8mm、地盤が沈降。同様の傾向は山ろくの東側、南側でも見られた。 岡田教授によれば、山ろくの広い範囲で隆起が止み、沈降に移っている現象は、「山頂噴火が起きる場合には見られない傾向」といい、同部会は山頂噴火の可能性が一段と薄らいでいると判断している。

  • 洞爺湖協会病院〜月浦地区で

豊浦町で「洞爺協会診療所」として医療活動を続けてきたが、19日から、虻田町に戻って、診療を再開。洞爺協会診療所は噴火以来、およそ2ヶ月半の間、豊浦町内で医療活動を続けてきた。しかし、避難指示の解除が虻田町内でも広がり、町も移転を要請していたことから月浦地区に移ってきょうから診療をはじめたもの。

  • 堀知事と意見交換

堀達也知事は19日午前、胆振管内虻田町の町健康福祉センターで長崎良夫町長、商工関係者らと意見交換し、「避難世帯への生活費補助」、中小企業者対象の「低金利融資制度創設」など道の方針を伝えた。席上、洞爺湖温泉観光協会は運転資金の融資限度額拡大を求めた。

  • 有珠山復興支援現地フォーラム

有珠山復興支援現地フォーラムが18日、伊達商工会議所で開催。被害を受けた周辺三市町の住民や自治体関係者が地域再興について意見交換。この中で宇井忠英教授は「今年の終わりまでに(噴火活動の)終息宣言を出すのは無理という見方が強い」との考えを示した。

  • 生活費補助へ

 道は18日、有珠山噴火で現在も避難生活を余儀なくされ、収入が満足に得られない世帯に対し、生活費を補助する方針を固めた。堀達也知事が十九日、被災地視察の際に開かれる懇談会で表明し、二十七日からの第二回定例道議会提案の補正予算案に盛り込む。 支給の対象となるのは、仮設住宅や応急公営住宅、親類、知人宅などに避難している人たち。月額一人当たり三万円の世帯人数分に三万円を加えた額が基準。給料や雇用保険、年金など収入がこの基準額に満たない世帯に対し、最低でも三万円を支給する。

  • 低利融資制度も

道は商工業対策として、避難が二カ月以上に及び、その間の売り上げが前年より五割以上減少している中小企業者を対象に、噴火前の借入金返済のための低利融資制度を創設する。一千万円を限度に、年利1.3%で十年以内の償還が条件。 併せて、政府系金融機関や道などの設備資金融資に利子補給を行う。胆振管内虻田町内で事業を再開する場合は、同町からの利子補給も受けられ、金利は実質ゼロになる見通し。 このほか、国の助成金の対象からはずれる四十五歳未満の被災者の雇用対策として、道独自に対象となる被災者を雇用する事業主に一人当たり三十万円を助成することにした。

  • 壮瞥町側温泉街、完全復活〜アクセスガイド好評

町と町観光協会が製作し、道外の旅行代理店や同町内の観光地で無料配布している「有珠山噴火に伴う交通アクセスガイド」がドライバーに好評。

1)札幌方面から国道230号、道道岩内洞爺線、同洞爺公園洞爺線(後志管内留寿都村、洞爺村)経由

2)室蘭方面から道央道伊達インターチェンジ経由

3)登別方面から道道洞爺湖登別線経由

4)長万部方面から国道37号経由

の四通りを、カラーでわかりやすく図示。経路ごとの所要時間も記し、主な分岐点は拡大表示して行き先を示した。

  • 月浦のオートキャンプ場1カ月半遅れでオープン

有珠山噴火の影響で営業開始がずれ込んでいた胆振管内虻田町月浦のオートキャンプ場「グリーンステイ洞爺湖」が十七日、例年より一カ月半遅れでオープンした。初日は札幌や苫小牧から七組の家族連れが宿泊したが、例年の同時期の土曜日に比べると一割程度の利用にとどまった。

  • 不在者投票

有珠山噴火で胆振管内虻田町から町外に避難する有権者のため、同町が伊達市保健センターと同管内豊浦町ふるさとドームに設けた衆院選の臨時不在者投票所で18日、投票が始まった。この日、両投票所では計七十七人が投票を済ませた。臨時不在者投票所は十九日まで伊達市、豊浦町の同所に設けられた後、二十、二十三、二十四日には室蘭市、虻田町、同管内壮瞥町の四カ所に開設される。

  • 特割りきっぷ発売〜JR室蘭線再開記念

詳しくは→こちら

  • 仮設住宅連絡バス

虻田町は13日から、仮設住宅が建設された月浦と高砂町ウロコ前を豊浦経由で結ぶ無料バスを1日3往復運行する。

  • 国道230号の交通規制を一部解除 道警

道警は避難指示解除に伴い、虻田町月浦から珍小島周辺に向かう同町洞爺湖温泉町の国道230号の一部(三百m)の通行止めを解除した。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月23日 午後08時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。

道道 洞爺湖登別線  

道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。

(12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界)

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

  • JR

JRの詳しい運行計画は、こちらへ→http://www.jrhokkaido.co.jp/new/nusu2.html

交通関連の詳しい情報はこちらです

  • 有珠海水浴場海開き

有珠海水浴場が7月15日海開き。開設期間は8月20日までで、オープン初日には安全祈願祭で、関係者が期間中の無事故を祈る。有珠山噴火の影響が懸念されたが、オープン時期は例年通り。オープン前には、道環境生活部の水質検査が行われる。

  • 支援ステッカー販売開始

レスキュードットネット有珠山ネット支援ステッカー販売開始→こちらから購入

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