Created on Tue 6-June, 2000 and last modified on Tue,6-June-2000 2:20am
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西山火口群付近で成長中の「新山」(潜在型溶岩ドーム)付近では、断層から噴気が上がったり、火口から湯が沸き出すなどの地熱活動が活発であることが、4日のヘリコプター観測で分かった。火山噴火予知連絡会有珠山部会の岡田弘部会長(によると、これらの地熱活動が新たなマグマの活動による可能性は低いと。
有珠山噴火で避難している住民宅を狙った窃盗事件を捜査していた伊達署、室蘭署、道警捜査三課は5日までに、窃盗の疑いで、住所不定、自称会社員鈴木忍容疑者(25)を逮捕し、札幌地検室蘭支部に送致した。
有珠山噴火の現地対策本部は5日、同町洞爺湖温泉街西側地区などで国道230号の除灰作業を始めた。7日までに作業を完了する。すでに洞爺湖温泉街東側地区の道道の除灰作業は終わっており、7日に国道の除灰作業が終われば洞爺湖畔沿いの道路は東西に通り抜けられるようになる。
虻田町は8日から、5月28日時点で避難指示区域に自宅があった住民1947世帯、3621人を対象に災害見舞金の第三次配分を行う。 今回の配分総額は1億6796万円で、住民登録をしている場合とそれ以外で金額に差をつけた。 危険度が最も高い「カテゴリー1」の避難住民については、住民登録をしている場合は一世帯当たり5万円、家族一人につき3万円、それ以外はそれぞれ3万円と2万円。C2については住民登録をしている場合は3万円と2万円、それ以外は2万円と1万円とした。 町は8日、各避難所と仮設住宅を巡回して配分し、九日以降は同役場窓口で受け付ける。問い合わせは同町福祉健康課(電)0142・76・2121へ。
有珠山の噴火でホタテ養殖に被害が出たことを受け、胆振管内虻田町の長崎良夫町長は5日、現地調査に訪れた道議会有珠山噴火災害対策特別委員会に対し、同管内豊浦町寄りの大磯地区での新たな漁港建設の協力を要請した。併せて、虻田町洞爺湖温泉地区で泥流などの被害に遭った図書館や温泉などの公共施設について、移転・新築の考えを初めて示した。 洞爺湖温泉街西側地区でも一時帰宅実施 胆振管内虻田町の洞爺湖温泉街西側地区で6日午前、一時帰宅が初めて実施され、12世帯12人がほぼ二カ月ぶりにわが家に帰った。 同地区は金比羅山火口から900mほどしか離れておらず、これまで立ち入りが認められなかった地域。5月29日の専門家らによる特別現地調査では周辺で泥流や噴石による建物への被害が確認されている。集合場所の同町洞爺湖温泉町珍小島では時折、噴火の影響で車の窓ガラスが細かく震えるなどの現象が見られた。
胆振管内虻田町の泉地区北側で日、一時帰宅が初めて実施された。48世帯48人が二カ月以上離れていたわが家に足を踏み入れた。 同地区は西山西側火口まで1km程度と至近距離。一時帰宅は30分間で各世帯一人に限定。
虻田町は4日、室蘭市体育館と胆振管内壮瞥町の久保内青少年会館の二避難所を閉鎖。新たに、虻田町内の高砂コミュニティセンターを避難所とした。
JR北海道は6月1日から、有珠山噴火で見合わせていた室蘭線で特急の運行を再開するのに合わせて、札幌―函館間などで割引率の高い「特割きっぷ」を発売する。往復で普通車指定席を利用できるのが特徴。発売期間は5月25日―7月10日で、利用期間は6月1日―7月15日。札幌―函館往復は通常より41.8%安い1万円で、苫 小牧―函館往復は39.5%安い9千円。6 月1―7日はすべてのスーパー北斗、北斗を利用できるが、同8日以降は朝夕のスーパー北斗と小樽経由の臨時特急の列車に限定。 詳しくは→こちら
有珠山噴火に伴う避難指示地域の一時解除拡大を受けて道警は3日午後3時半、国道230号の胆振管内虻田町入江202〜同町泉79の約400mと、同町洞爺湖温泉町192〜同町洞爺湖温泉町191(珍小島)の約400m、道道洞爺湖登別線の同管内壮瞥町壮瞥温泉1〜虻田町洞爺湖温泉町2の約200mの交通規制を解除した。
道央道 伊達IC〜豊浦IC 国道37号 ※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。 道道 洞爺湖登別線 道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。 (12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜 壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界) ※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。
運転を見合わせていたJR室蘭線の全ての列車が6月8日より通常運転となる。 ・特急「スーパー北斗」「北斗」は全て(11往復)室蘭線経由で運転。なお、当分の間全列車が伊達紋別駅・洞爺駅に停車する。 ・夜行寝台列車等は全て室蘭線経由で運転を再開する。 JRの詳しい運行計画は、こちらへ→http://www.jrhokkaido.co.jp/new/nusu2.html
レスキュードットネット有珠山ネット支援ステッカー販売開始→こちらから購入 |
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