Created on June,Thu. 1, 2000 and last modified on Thu,1-June-2000 00:45am

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  • 30日の活動

金比羅山及び西山西麓では、活発な噴火活動が断続的に続いています。また、火山性微動が継続して観測されています。引き続き火山活動に警戒して下さい。遠望観測29日21時00分から30日09時00分までの火口からの噴煙の高さの最高は、K火口群:白色 500m(08時00分) N火口群:白色 400m(07時00分) 。

  • 本日住民説明会開催!

虻田町は、6月1日19時より、虻田小学校体育館で北海道大学の宇井・岡田両教授を招いて今回の噴火についての住民説明会を開催することに。宇井・岡田両教授もぜひとも地元の住民とに対して、詳しく、できる限り正確な情報を直接伝えたいとの強い希望を受けた虻田町が開催するもの。

  • 義援金の義援金を第二次配分

有珠山噴火で全国から寄せられた義援金について、日赤道支部などでつくる道災害義援金募集(配分)委員会は31日、第二次配分の基準を決定。配分基準は、24〜28日に避難指示が解除された地域は1世帯2万円と1人に付き1万円、28日以降も避難指示が出ている地域のうち2番目の危険度の「カテゴリー2」の地域は1世帯3万円と1人に付き2万円、最も危険度の高い「カテゴリー1」は1世帯5万円と1人に付き3万円を、それぞれ同町を通して送る。 義援金の募集は6月2日で締め切る。3日以降も口座は開設しているが振込手数料が必要に。

  • 被災者生活再建支援法

虻田町は洞爺湖温泉地区と泉地区の10戸14世帯に家屋が全壊した場合に1世帯当たり最高100万円が支給される被災者生活再建支援法の適用を申請することを決定。

  • 国民健康保険

伊達市、胆振管内虻田町、壮瞥町は、有珠山噴火被災者を対象に行っている医療機関窓口での一部負担金の徴収猶予を6月末まで延長。家屋損壊や失業 などで収入が減少した加入者が受診した場合、窓口での支払いを一時的に猶予。これまでと同様、市町が交付する「徴収猶予証明書」が必要。証明書と国民健康保険証を提示すると、負担金を支払わずに受診可。6月分の診療、調剤について同月末まで猶予する措置で、7月以降は各市町が被災状況によって対応を検討する。問い合わせは各市町へ。

  • 現地立ち入り調査

地殻変動や泥流による被害が確認されている虻田町の立入り禁止区域に、住民の一時帰宅実現のための参考にということで建設省などの関係機関が現地調査を実施。現地対策本部では今日の調査をふまえて、住民の一時帰宅実現に必要な避難道路をどう確保するか、火山灰や泥流、倒れた電柱などをどのように取り除くか検討予定。

  • 仮橋開通

噴火に伴う地殻変動の影響で、陸橋が破損し通行が出来なくなっていた虻田町の国道230号線に仮の橋が開通。この陸橋はJR室蘭線をまたいで入江地区と泉地区方面を結ぶ物。橋の周辺の地域はすでに避難指示が解除されていて、住民の避難道路にもなることから、復旧工事が進められていた。

  • サンパレスは29日再開

壮瞥町の洞爺湖温泉地区にあるホテル洞爺サンパレスは、営業再開。150人の宿泊客でにぎわった。6月初旬からの再開を予定していたが、町と観光業者が避難経路の確保など安全対策を確認したのを受け、再開を早めた。6月いっぱいは1泊2食で大人4980円。

  • 特割りきっぷ発売〜JR室蘭線再開記念

JR北海道は6月1日から、有珠山噴火で見合わせていた室蘭線で特急の運行を再開するのに合わせて、札幌―函館間などで割引率の高い「特割きっぷ」を発売する。往復で普通車指定席を利用できるのが特徴。発売期間は5月25日―7月10日で、利用期間は6月1日―7月15日。札幌―函館往復は通常より41.8%安い1万円で、苫 小牧―函館往復は39.5%安い9千円。6 月1―7日はすべてのスーパー北斗、北斗を利用できるが、同8日以降は朝夕のスーパー北斗と小樽経由の臨時特急の列車に限定。

詳しくは→こちら

  • チャリティーライブ「有珠山2DAYSライブエイド」名寄

 大好きな音楽を通じて有珠山噴火で被害にあった人たちを支援しようと、名寄の有志が6月3、4日の両日、ライブハウス「ガウチョ」(市内西四南四)でチャリティーライブ「有珠山2DAYSライブエイド」を開く。ライブ開始前にはフリーマーケットを同ライブハウス前で開き、ライブ入場料とともに益金の一部を寄付する。

http://www.nayoro.comの「ガウチョ」コー ナー。

  • ファックスサービス

北海道新聞情報研究所は、有珠山周辺自治体を対象に「道新FAX(ファクス)サービス」の無料提供を始めた。発信者があらかじめ「情報ボックス」に入 力した情報を、ファクスで不特定多数の希望者に送信する仕組み。 利用はファクス011・700・5600をダイヤルし、音声案内に従って情報番号8800を押す。通信料は利用者負担。虻田町は1号として、一時帰宅の実施要領などを掲載した広報誌 「あぶた」の臨時号外(A4判、1枚)を入力した。  問い合わせは、同情報研(電)011・707・0345。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月23日 午後08時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。

道道 洞爺湖登別線  

道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。

(12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界)

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

噴火予知連の新たな統一見解を受け、JR北海道は22日、室蘭線の東室蘭―長万部間で6月1日から特急の運行を再開すると発表した。寝台特急はまだ迂回運転です。

交通関連の詳しい情報はこちらです

  • 支援ステッカー販売開始

レスキュードットネット有珠山ネット支援ステッカー販売開始→こちらから購入

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