Created on May,Tue. 30, 2000 and last modified on Tue,30-May-2000 00:45am

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  • 29日の活動

金比羅山及び西山西麓では、活発な噴火活動が断続的に続いています。また、火山性微動が継続して観測されています。引き続き火山活動に警戒して下さい。遠望観測28日21時00分から29日09時00分までの火口からの噴煙の高さの最高は、K火口群:白色 700m(05時00分) /N火口群:白色 500m(04時00分) 。

  • 特別現地調査を実施

火山噴火予知連絡会有珠山部会の岡田弘部会長(北大教授)や胆振管内虻田町の長崎良夫町長ら6人が29日、同町内で立ち入り禁止区域になっている西側ふもとの火口周辺で特別現地調査を実施。参加した宇井忠英北大教授によると、噴石が家屋を破壊し、地殻変動で道路が波打っており、特に金比羅山火口周辺は噴火の爆発音やそれに伴う振動が激しく、同教授は個人的見解とした上で「ごく狭い範囲だが、状況は深刻。安心して住める状態ではない」と。

  • 虻田小自校へ

4月17日から胆振管内豊浦、渡島管内長万部両町での授業を強いられていた虻田町の虻田小が29日、約2カ月ぶりに地元に戻り、虻田小の校舎で授業を再開。 虻田中も近日中自校へ戻る予定。

  • 中小企業融資無利子化の意向

深谷隆司通産相は28日、札幌市内で開かれた道内経済界代表らとの懇談会で、有珠山噴火で被災した中小企業に対する国の融資について「無利子化を早く決めなければならないと思っている。実施できる環境は整いつつある」と述べ、近く無利子化に踏み切る考えを示した。

  • サンパレスは29日再開

壮瞥町の洞爺湖温泉地区にあるホテル洞爺サンパレスは、営業再開。150人の宿泊客でにぎわった。6月初旬からの再開を予定していたが、町と観光業者が避難経路の確保など安全対策を確認したのを受け、再開を早めた。6月いっぱいは1泊2食で大人4980円。

  • 特割りきっぷ発売〜JR室蘭線再開記念

JR北海道は6月1日から、有珠山噴火で見合わせていた室蘭線で特急の運行を再開するのに合わせて、札幌―函館間などで割引率の高い「特割きっぷ」を発売する。往復で普通車指定席を利用できるのが特徴。発売期間は5月25日―7月10日で、利用期間は6月1日―7月15日。札幌―函館往復は通常より41.8%安い1万円で、苫 小牧―函館往復は39.5%安い9千円。6 月1―7日はすべてのスーパー北斗、北斗を利用できるが、同8日以降は朝夕のスーパー北斗と小樽経由の臨時特急の列車に限定。

詳しくは→こちら

  • チャリティーライブ「有珠山2DAYSライブエイド」名寄

 大好きな音楽を通じて有珠山噴火で被害にあった人たちを支援しようと、名寄の有志が6月3、4日の両日、ライブハウス「ガウチョ」(市内西四南四)でチャリティーライブ「有珠山2DAYSライブエイド」を開く。ライブ開始前にはフリーマーケットを同ライブハウス前で開き、ライブ入場料とともに益金の一部を寄付する。

http://www.nayoro.comの「ガウチョ」コー ナー。

  • ファックスサービス

北海道新聞情報研究所は、有珠山周辺自治体を対象に「道新FAX(ファクス)サービス」の無料提供を始めた。発信者があらかじめ「情報ボックス」に入 力した情報を、ファクスで不特定多数の希望者に送信する仕組み。 利用はファクス011・700・5600をダイヤルし、音声案内に従って情報番号8800を押す。通信料は利用者負担。虻田町は1号として、一時帰宅の実施要領などを掲載した広報誌 「あぶた」の臨時号外(A4判、1枚)を入力した。  問い合わせは、同情報研(電)011・707・0345。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月23日 午後08時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。

道道 洞爺湖登別線  

道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。

(12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界)

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

噴火予知連の新たな統一見解を受け、JR北海道は22日、室蘭線の東室蘭―長万部間で6月1日から特急の運行を再開すると発表した。寝台特急はまだ迂回運転です。

交通関連の詳しい情報はこちらです

  • 支援ステッカー販売開始

レスキュードットネット有珠山ネット支援ステッカー販売開始→こちらから購入

  • 洞爺湖畔復興マラソン

胆振管内虻田町で避難所生活を送っている川鰭定明さんら地元有志が、有珠山噴火で中止となった「洞爺湖マラソン」に替わる大会を開催するため、準備中。大会名は「洞爺湖畔復興マラソン」で、7月9日に開催予定。

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