Created on May,Sun. 28, 2000 and last modified on Sun,28-May-2000 00:45am
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北大の岡田教授は、土地の隆起によって「新山が形成されている」との見方を示した。断層群が発達している西山山麓はこれまでの観測データから、最大で60メートル以上土地が隆起していると見られています。岡田教授らは、上昇してきたマグマがここで「潜在ドーム」を形成しているとの見解を示していました。潜在ドームを伴う新山の形成は明治新山など過去の噴火活動に見られる、有珠の典型的な火山活動と言える。
虻田町では周辺の市町村に分散していた避難所を閉鎖するのに伴い避難住民の引っ越しが行われた。大半は豊浦町のふるさとドームで新たな避難所生活を始めることに。虻田町では避難指示地域の解除の拡大で避難住民が少なくなった避難所が増えたことなどから7つの避難所の閉鎖を決定したものでこれで長万部町と登別市の避難所は全てなくなり、避難所は19ヶ所に。
壮瞥町の洞爺湖温泉地区にあるホテル洞爺サンパレスは、営業を29日に再開させ、宿泊客を受け入れることを決定。6月初旬からの再開を予定していたが、町と観光業者が避難経路の確保など安全対策を確認したのを受け、再開を早めた。
JR北海道は6月1日から、有珠山噴火で見合わせていた室蘭線で特急の運行を再開するのに合わせて、札幌―函館間などで割引率の高い「特割きっぷ」を発売する。往復で普通車指定席を利用できるのが特徴。発売期間は5月25日―7月10日で、利用期間は6月1日―7月15日。札幌―函館往復は通常より41.8%安い1万円で、苫 小牧―函館往復は39.5%安い9千円。6 月1―7日はすべてのスーパー北斗、北斗を利用できるが、同8日以降は朝夕のスーパー北斗と小樽経由の臨時特急の列車に限定。 詳しくは→こちら
大好きな音楽を通じて有珠山噴火で被害にあった人たちを支援しようと、名寄の有志が6月3、4日の両日、ライブハウス「ガウチョ」(市内西四南四)でチャリティーライブ「有珠山2DAYSライブエイド」を開く。ライブ開始前にはフリーマーケットを同ライブハウス前で開き、ライブ入場料とともに益金の一部を寄付する。
有珠山噴火の影響で再開のめどが立たない胆振管内虻田町洞爺湖温泉町の洞爺協会病院(後藤義朗院長)を経営する北海道社会事業協会は25日、職員195人のうち139人を、同日付で解雇した。解雇された人の大半は、地元の系列の医療機関に残って働くことを希望したが、同管内豊浦町にある同病院の診療所と、伊達市内に開設した総合在宅ケアセンターの採用枠はわずか19人。道内の系列の5病院への転勤者は37人だった。ただ、解雇者のうち53人は胆振管内を中心とする系列外の医療機関への再就職が決まったという。
札幌司法書士会は22、23の両日、被災者のための無料電話相談窓口を設け各種相談(土地、建物、金銭貸借など)を受け付け る。両日とも午前10時−午後4時に(電)0120・013558へ。問い合わせ先は同会(電)011・281・3505。
北海道新聞情報研究所は、有珠山周辺自治体を対象に「道新FAX(ファクス)サービス」の無料提供を始めた。発信者があらかじめ「情報ボックス」に入 力した情報を、ファクスで不特定多数の希望者に送信する仕組み。 利用はファクス011・700・5600をダイヤルし、音声案内に従って情報番号8800を押す。通信料は利用者負担。虻田町は1号として、一時帰宅の実施要領などを掲載した広報誌 「あぶた」の臨時号外(A4判、1枚)を入力した。 問い合わせは、同情報研(電)011・707・0345。
道央道 伊達IC〜豊浦IC 国道37号 ※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。 道道 洞爺湖登別線 道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。 (12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜 壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界) ※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。 洞爺湖畔は狭い道道です! 洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。
函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。 長万部〜洞爺間(4往復) 長万部〜豊浦間(1往復) 東室蘭〜長和間(5往復) 東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 噴火予知連の新たな統一見解を受け、JR北海道は22日、室蘭線の東室蘭―長万部間で6月1日から特急の運行を再開すると発表した。寝台特急はまだ迂回運転です。
レスキュードットネット有珠山ネット支援ステッカー販売開始→こちらから購入 |
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