Created on Wed, Thu. 25, 2000 and last modified on Thu,25-May-2000 00:45am

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  • 今回の噴火名称決定

気象庁は、今回の噴火を「平成12年(二○○○年)」有珠山噴火と命名した。

23日21時00分から24日09時00分までの火口からの噴煙の高さの最高はK火口群:白色  1300m(21時00分) N火口群:色は不明 600m(01時00分) 。活発な噴火活動が断続的に続き、また、火山性微動が継続して観測されています。

  • 特割りきっぷ発売〜JR室蘭線再開記念

JR北海道は6月1日から、有珠山噴火で見合わせていた室蘭線で特急の運行を再開するのに合わせて、札幌―函館間などで割引率の高い「特割きっぷ」を発売する。往復で普通車指定席を利用できるのが特徴。発売期間は5月25日―7月10日で、利用期間は6月1日―7月15日。札幌―函館往復は通常より41.8%安い1万円で、苫 小牧―函館往復は39.5%安い9千円。6 月1―7日はすべてのスーパー北斗、北斗を利用できるが、同8日以降は朝夕のスーパー北斗と小樽経由の臨時特急の列車に限定。

詳しくは→こちら

  • 廃業の銭湯復活

胆振管内虻田町本町の「松の湯」が改修し、避難住民に利用してもらう準備を進めている。二十九日にオープンの予定で、避難生活を送っている住民に無料開放する。昭和初期に開業し、町民に親しまれてきたが、利用客の減少から十年前に廃業し、建設会社の倉庫になっていた。町によると、本町地区付近の避難所にはふろがなく、渡島管内長万部町などの避難所を虻田町内に近く集約する方針のため、所有者の了解を得て利用することに。

  • 国道開通

道警は23日、国道37号の胆振管内虻田町高砂町―虻田町入江の夜間(午後7時―午前5時)通行止めと、国道230号の同町月浦―同町洞爺湖温泉町192-1の通行止めを24日午前9時から解除する、と発表。 国道230号の同町洞爺湖温泉町192-11同町入江の通行止めは継続。

  • 避難解除

高砂町と入江地区の一部など782世帯、1876人に出されていた避難指示を24日午前9時に解除。また、胆振管内壮瞥町の有珠山ロープウェイ山頂駅周辺も24日に避難指示を解除し、7月初旬の営業再開に備える。伊達市の北有珠町の国有林部分の避難指示も解除する。

  • 30分帰宅可能に!

虻田町の洞爺湖温泉街東側地区(734世帯)で23日午後、住民の一時帰宅が初めて実現した。一世帯一人、30分間に制限された帰宅で、同管内壮瞥町寄りの48世帯48人が対象。虻田町は同日以降、10日ほどかけて東側地区全世帯で実施する予定。

  • 無料電話相談

札幌司法書士会は22、23の両日、被災者のための無料電話相談窓口を設け各種相談(土地、建物、金銭貸借など)を受け付け る。両日とも午前10時−午後4時に(電)0120・013558へ。問い合わせ先は同会(電)011・281・3505。

  • 通電再開

北電は22日、一時帰宅時間が延長された虻田町高砂町と泉の一部(225戸)への送電を再開。これに伴い、停電戸数は虻田町洞爺湖温泉町と泉の一部地域で計22 39戸に。

  • ファクスサービス

北海道新聞情報研究所は、有珠山周辺自治体を対象に「道新FAX(ファクス)サービス」の無料提供を始めた。発信者があらかじめ「情報ボックス」に入 力した情報を、ファクスで不特定多数の希望者に送信する仕組み。 利用はファクス011・700・5600をダイヤルし、音声案内に従って情報番号8800を押す。通信料は利用者負担。虻田町は1号として、一時帰宅の実施要領などを掲載した広報誌 「あぶた」の臨時号外(A4判、1枚)を入力した。  問い合わせは、同情報研(電)011・707・0345。

  • 月浦地区に学校など整備

虻田町の洞爺湖温泉町について町は、洞爺湖畔の月浦地区に仮設住宅の他、学校や商店などを整備する方針を固めました。虻田町の洞爺湖温泉町は、有珠山の噴火で依然として避難指示が解除されるめどがたっていないため、仮設住宅が建てられる洞爺湖畔の月浦地区に来月中旬にも仮設の小中学校の校舎や病院、商店などを整備する方針。今回の整備はあくまで当面の措置であって温泉街の移転ではない方針。町では今後の月浦地区の整備のあり方について町民の意見を聴く懇談会を早急に開く予定。

  • 仮設住宅追加

新たに約350戸の仮設住宅を胆振管内虻田町栄町地区など5カ所に建設すると発表した。供給戸数を上回る需要があったためで、今月20日ごろ着工し、早ければ6月下旬に入居できる。

  • 共同生活のためのグループホームも

知的障害者が共同生活するグループホームを15戸設ける。虻田町にある知的障害者更生施設「清水友愛の里」が管理するグループホームが避難指示地域にあり、自宅などに避難した五十四人に入居してもらうためで、同施設の敷地内に建設する。

  • 「FMレイクトピア」開局〜76.1MHz

虻田町は虻田町臨時災害FM「FMレイクトピア」を開局しました。周波数は76.1 出力30W コミュニティFMよりはるかに強く、地理的条件を考えても、噴火湾一帯に届くのではないかと思われます。皆さんの知りたい情報、知らせたい情報をどんどんリクエストしてください。電話 0142-76-3460FAX 0142-76-1415です。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月23日 午後08時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。

道道 洞爺湖登別線  

道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。

(12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界)

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

噴火予知連の新たな統一見解を受け、JR北海道は22日、室蘭線の東室蘭―長万部間で6月1日から特急の運行を再開すると発表した。寝台特急はまだ迂回運転です。

交通関連の詳しい情報はこちらです

  • 山水ホテル朝里川温泉へ

有珠山噴火の影響で営業を停止している胆振管内虻田町洞爺湖温泉町の「洞爺山水ホテル」(田中実社長)が、同市朝里川温泉に進出する計画を進めていることを明らかに。

  • 支援ステッカー販売開始

レスキュードットネット有珠山ネット支援ステッカー販売開始→こちらから購入

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