Created on Thu, May. 23, 2000 and last modified on Tue,23-May-2000 03:45am

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  • 終息か?

有珠山(732m)の噴火活動について、火山噴火予知連絡会(会長・井田喜明東大地震研究所教授)は22日、東京の気象庁で開いた会合後の記者会見で、「マグマ活動は次第に低下しており、このままの傾向が続けば噴火が終息に向かう可能性がある」との統一見解を発表。今回の噴火で予知連が、条件付きながら「終息」を明言したのは初めて。

  • 一時帰宅今日へ

胆振管内虻田町は22日午前、洞爺湖温泉街東側地区(734世帯)で同日午後から予定されていた住民の一時帰宅を天候不順のため、23日以降に延期することを決定。

  • 一時帰宅検討

 金比羅山火口群に最も近い洞爺湖温泉街西側地区についても、一時帰宅の実施を検討する考えも。 長崎町長によると、町長は23日午前に、予知連有珠山部会長の岡田弘北大教授と会談し、予知連での議論の詳細を確認。その上で、噴石や火砕サージの危険性について検討し、解除地域の範囲を詰める。早ければ同日中にも解除を決めたい考え。

  • 無料電話相談

札幌司法書士会は22、23の両日、被災者のための無料電話相談窓口を設け各種相談(土地、建物、金銭貸借など)を受け付け る。両日とも午前10時−午後4時に(電)0120・013558へ。問い合わせ先は同会(電)011・281・3505。

  • 集団移転含め検討

中山国土庁長官は19日、閣議後の会見で、集団移転の可能性も含めて今後の復興プランを検討することを明らかにした。国土庁は予算を組んで温泉街の設備の復旧や温泉の泉源の調査などに加え、移転地の検討にも乗り出す方針。洞爺湖温泉街の住民1240世帯は依然避難生活を強いられており、このうち、およそ540世帯がいまだ一時帰宅も出来ない状態。

  • 月浦地区に学校など整備

虻田町の洞爺湖温泉町について町は、洞爺湖畔の月浦地区に仮設住宅の他、学校や商店などを整備する方針を固めました。虻田町の洞爺湖温泉町は、有珠山の噴火で依然として避難指示が解除されるめどがたっていないため、仮設住宅が建てられる洞爺湖畔の月浦地区に来月中旬にも仮設の小中学校の校舎や病院、商店などを整備する方針。今回の整備はあくまで当面の措置であって温泉街の移転ではない方針。町では今後の月浦地区の整備のあり方について町民の意見を聴く懇談会を早急に開く予定。

  • 仮設住宅追加

新たに約350戸の仮設住宅を胆振管内虻田町栄町地区など5カ所に建設すると発表した。供給戸数を上回る需要があったためで、今月20日ごろ着工し、早ければ6月下旬に入居できる。

  • 共同生活のためのグループホームも

知的障害者が共同生活するグループホームを15戸設ける。虻田町にある知的障害者更生施設「清水友愛の里」が管理するグループホームが避難指示地域にあり、自宅などに避難した五十四人に入居してもらうためで、同施設の敷地内に建設する。

  • 「FMレイクトピア」開局〜76.1MHz

虻田町は虻田町臨時災害FM「FMレイクトピア」を開局しました。周波数は76.1 出力30W コミュニティFMよりはるかに強く、地理的条件を考えても、噴火湾一帯に届くのではないかと思われます。皆さんの知りたい情報、知らせたい情報をどんどんリクエストしてください。電話 0142-76-3460FAX 0142-76-1415です。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月17日 午前08時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

通常時は下記の通り

虻田町字旭町9〜伊達市有珠101

   19:00〜翌日5:00の間、通行止め(時間規制) 

※ 天候その他の状況により、規制内容が変わりますので、より詳しい内容をお知りになりたい方は北海道警察本部 交通管制センター電話 (011)251−0110(内)4267・4268までお問い合わせ下さい。

国道230号  

虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38

道道 洞爺湖登別線  

道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。

(12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界)

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

国道37号の通行は控えて!

伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

噴火予知連の新たな統一見解を受け、JR北海道は22日、室蘭線の東室蘭―長万部間で6月1日から特急の運行を再開すると発表した。

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