Created on Mon, May. 15, 2000 and last modified on Mon,15-May-2000 00:30am

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  • 火山活動変化無し・泥流も無し

有珠山は、依然複数の火口から噴煙を上げているものの、火山活動自体に変化はなく、14日からの雨による泥流の発生もなし。

  • 温泉地区も一時帰宅可!

対策本部合同会議が開かれ、これまで立入りが許されていなかった虻田町の洞爺湖温泉町の一部の地区などについて、16日から30分程度の一時帰宅が実施されることに。一時帰宅が実施されるのは、洞爺湖温泉町の西側と壮瞥町寄りの東側地区、そして泉地区の一部で、868世帯が対象。 一時帰宅は1世帯に付き1人、1回限りで、住民を消防車に分乗させて自宅までピストン輸送するなど、厳戒体制をとることに。

  • 長万部避難所から移転

渡島管内長万部町の7避難所のうち4カ所を、虻田町内の虻田町本町のあぶたふれ合いセンターに集約する形で移した。残る3カ所も28日に胆振管内豊浦町と虻田町の豊浦ふるさとドームと虻田小体育館の2施設に集約する予定。 これに合わせて虻田町教委は今月末から虻田小で、虻田小、虻田中の授業を再開する。

  • 月浦地区に学校など整備

虻田町の洞爺湖温泉町について町は、洞爺湖畔の月浦地区に仮設住宅の他、学校や商店などを整備する方針を固めました。虻田町の洞爺湖温泉町は、有珠山の噴火で依然として避難指示が解除されるめどがたっていないため、仮設住宅が建てられる洞爺湖畔の月浦地区に来月中旬にも仮設の小中学校の校舎や病院、商店などを整備する方針。今回の整備はあくまで当面の措置であって温泉街の移転ではない方針。町では今後の月浦地区の整備のあり方について町民の意見を聴く懇談会を早急に開く予定。

  • 「とうやこ幼稚園」運営再開のお知らせ〜決定版

1 仮園舎の場所

  伊達市網代町6−2 「同朋会館」(皆遵寺所有) tel 0142-25-1367(平日8:00〜18:00)

2 始業式=5月20日(土)9:00から

3 入園式=5月20日(土)10:30から

4 夜間及び休日のご連絡は

    伊達市末永町103−18    

    とうやこ幼稚園連絡所  0142−22−1500

                 携帯090−3776−8208

16日に仮園舎=同朋会館にて、9:30から説明会を行います。

  • 防犯教室開催

有珠山の噴火で避難所暮らしの続く子どもたちが、誘拐などの犯罪に巻き込まれないようにと、伊達の避難所で13日、防犯教室が開かれた。この防犯教室は避難所のような特殊な集団生活が長くなると、子供の警戒心が薄くなることから道警が開いたもの。道警では、子どもたちが避難所を出た後も警戒心を解いてしまわぬよう保護者らにも注意を呼びかけている。

  • 避難解除

胆振管内虻田、壮瞥両町では12日午前、避難指示が一部地区(虻田町が本町や入江地区の一部で、住民数は348世帯891人、壮瞥町が洞爺湖温泉地区で75世帯105人)で解除。指示が残るのは、火口群にごく近い虻田町の洞爺湖温泉町や泉地区などの3186世帯6929人に。

  • サンパレス〜泉源の温度上昇!

洞爺湖温泉地区のホテル「サンパレス」では、宿泊客の受け入れなど本格的な営業再開については、今月18日に行われる総合避難訓練後に判断したいとしている。洞爺湖温泉地区のホテル「洞爺サンパレス」の源泉が噴火前に比べて7.3度上昇し38.3度になったのをはじめ、壮瞥温泉利用協同組合の源泉が4.4度上がり46.1度、壮瞥町温泉利用管理協同組合では4.9度上昇し76.9度になった。最も低いところでも、2.6度上がっていた。

  • 仮設住宅追加

新たに約350戸の仮設住宅を胆振管内虻田町栄町地区など5カ所に建設すると発表した。供給戸数を上回る需要があったためで、今月20日ごろ着工し、早ければ6月下旬に入居できる。

  • 共同生活のためのグループホームも

知的障害者が共同生活するグループホームを15戸設ける。虻田町にある知的障害者更生施設「清水友愛の里」が管理するグループホームが避難指示地域にあり、自宅などに避難した五十四人に入居してもらうためで、同施設の敷地内に建設する。

  • 洞爺湖汽船再開

洞爺湖汽船は、洞爺村桟橋から大島を経由する50分コースで、午前9時から午後4時まで1時間に1便の割合で運航します。天気のよい日は温泉街を望めることが可能。虻田町民の方は、証明するものを提示すると無料で乗船可。

  • 「FMレイクトピア」開局〜76.1MHz

虻田町は虻田町臨時災害FM「FMレイクトピア」を開局しました。周波数は76.1 出力100W コミュニティFMよりはるかに強く、地理的条件を考えても、噴火湾一帯に届くのではないかと思われます。皆さんの知りたい情報、知らせたい情報をどんどんリクエストしてください。電話 0142-76-3460FAX 0142-76-1415です。

  • 道道全面開通へ

室蘭土木現業所は10日、落石対策工事のため片側通行となっていた同管内壮瞥町の道道・洞爺湖登別線の約600mを、11日午後六時に全面開通させることを決めた。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月14日 午後00時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

通常時は下記の通り

虻田町字旭町9〜伊達市有珠101

   18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制)

国道230号  

虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38

道道 洞爺湖登別線  

道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。

(12日9時まで)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字壮瞥温泉54番地先(四十三(よそみ)橋)

(12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界)

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

国道37号の通行は控えて!

伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

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  • 善光寺の桜

有珠山の麓にある桜の名所・善光寺(ぜんこうじ)でも境内の桜がつぼみを開き始めています。5日ごろから少しづつ咲き始め、樹齢190年のエゾヤマザクラが岩の間からのびる善光寺名物「石割り桜」もすでに「5分咲き」となっています。この地域は避難指示は解除されていますが、有珠山噴火の影響で、今年は例年ほど花見客は見られないということ。善光寺の桜は今週末ごろが見ごろになるということ。

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