Created on Sun, May. 14, 2000 and last modified on Sun,14-May-2000 12:30pm

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  • 火山活動で放熱量が低下

有珠山の噴火活動で、金比羅山火口群の放熱量が4月中旬に比べ5月上旬は1/6にまで落ちていることを示すデータを公表。最近の噴火規模の縮小傾向を示すものとみられる。

  • 震度1

13日午後7時47分ごろ、胆振地方でも地震があり、伊達市と胆振管内虻田町でそれぞれ震度1を記録。震源は胆振管内西部で震源の深さはごく浅く、地震の規模はマグニチュード2・6と推定。

  • 「とうやこ幼稚園」運営再開のお知らせ〜決定版

1 仮園舎の場所

  伊達市網代町6−2 「同朋会館」(皆遵寺所有) tel 0142-25-1367(平日8:00〜18:00)

2 始業式=5月20日(土)9:00から

3 入園式=5月20日(土)10:30から

4 夜間及び休日のご連絡は

    伊達市末永町103−18    

    とうやこ幼稚園連絡所  0142−22−1500

                 携帯090−3776−8208

  • 防犯教室開催

有珠山の噴火で避難所暮らしの続く子どもたちが、誘拐などの犯罪に巻き込まれないようにと、伊達の避難所で13日、防犯教室が開かれた。この防犯教室は避難所のような特殊な集団生活が長くなると、子供の警戒心が薄くなることから道警が開いたもの。道警では、子どもたちが避難所を出た後も警戒心を解いてしまわぬよう保護者らにも注意を呼びかけている。

  • 壮瞥高校朝市

壮瞥高校では園芸科の生徒が実習で作った野菜の苗や花を販売する「朝市」が行われた。売り場には午前9時の販売開始と同時に多くの人が詰めかけた。朝市ではナスやトマトなどの苗1万6500鉢が用意されたが、一つ50円と安さもあって飛ぶように売れた。

一時帰宅検討中〜洞爺湖温泉町など

洞爺湖温泉町と泉地区への一時帰宅の見通しについて、小笠原紘一胆振支庁長は「噴火口が開いて非常に危険な地区だが、一部の地区についてほんの短時間であれば実現できないかどうか、検討している」と述べた。 実施地域や帰宅手段などについての具体的検討に入っており、陸上自衛隊のキャタピラ式装甲車や、耐熱性のある消防特殊車の使用も考慮しているという。

  • 避難解除

胆振管内虻田、壮瞥両町では12日午前、避難指示が一部地区(虻田町が本町や入江地区の一部で、住民数は348世帯891人、壮瞥町が洞爺湖温泉地区で75世帯105人)で解除。指示が残るのは、火口群にごく近い虻田町の洞爺湖温泉町や泉地区などの3186世帯6929人に。

  • サンパレス〜泉源の温度上昇!

洞爺湖温泉地区のホテル「サンパレス」では、宿泊客の受け入れなど本格的な営業再開については、今月18日に行われる総合避難訓練後に判断したいとしている。洞爺湖温泉地区のホテル「洞爺サンパレス」の源泉が噴火前に比べて7.3度上昇し38.3度になったのをはじめ、壮瞥温泉利用協同組合の源泉が4.4度上がり46.1度、壮瞥町温泉利用管理協同組合では4.9度上昇し76.9度になった。最も低いところでも、2.6度上がっていた。

  • 約200名雇用事業

室蘭と小樽の両土木現業所が実施する道路パトロールの運転手や草刈りなどに、合わせて196人を追加採用、10日から募集を始める。

  • 災害見舞金

有珠山噴火で一時帰宅が実現していない避難住民に、胆振管内虻田町が分配する災害見舞金(見舞金は一世帯当たり二万円と、家族一人につき二万円)支払いが、10日で終了。しかし、住民登録をしていながら、申請や連絡のない世帯が10日現在、約180世帯もある。親せきを頼って遠方へ避難するなど、行き先が分からず、町から連絡できないケースが大半。 対象は同町洞爺湖温泉町のほぼ全域と泉地区の一部の住民で、居住が証明できれば住民登録していなくても支給する。同町福祉健康課は「身分を証明できる書類などがなくて、申請したくてもできないのかもしれない。連絡さえ受ければ、適切な措置を取れるよう工夫したい」としている。問い合わせは同町役場(電話0142・76・2121)へ。

  • 仮設住宅通知作業開始〜虻田町

入居の続きが10日からはじまる。入居ができたのは虻田町清水地区と豊浦町に完成した162戸の仮設住宅で、手続きを済ませた住民は早速、新しい部屋を訪れ間取りなどを確認。道や虻田町では用地が取得でき次第、さらにおよそ1000戸の仮設住宅を建設する予定。

  • 仮設住宅追加

新たに約350戸の仮設住宅を胆振管内虻田町栄町地区など5カ所に建設すると発表した。供給戸数を上回る需要があったためで、今月20日ごろ着工し、早ければ6月下旬に入居できる。

  • 共同生活のためのグループホームも

知的障害者が共同生活するグループホームを15戸設ける。虻田町にある知的障害者更生施設「清水友愛の里」が管理するグループホームが避難指示地域にあり、自宅などに避難した五十四人に入居してもらうためで、同施設の敷地内に建設する。

  • 対策本部移転

現在、国土庁などの関係省庁やJRなど23の機関、およそ150人が業務に当たっている、有珠山災害対策本部@伊達市役所内は、火山活動の長期化に備えて、8日午後、伊達市内に新たに設けた新・対策本部に、すべての機能を移すことに。

  • 洞爺湖汽船再開

洞爺湖汽船は、洞爺村桟橋から大島を経由する50分コースで、午前9時から午後4時まで1時間に1便の割合で運航します。天気のよい日は温泉街を望めることが可能。虻田町民の方は、証明するものを提示すると無料で乗船可。

  • 「FMレイクトピア」開局〜76.1MHz

虻田町は虻田町臨時災害FM「FMレイクトピア」を開局しました。周波数は76.1 出力100W コミュニティFMよりはるかに強く、地理的条件を考えても、噴火湾一帯に届くのではないかと思われます。皆さんの知りたい情報、知らせたい情報をどんどんリクエストしてください。電話 0142-76-3460FAX 0142-76-1415です。

  • 道道全面開通へ

室蘭土木現業所は10日、落石対策工事のため片側通行となっていた同管内壮瞥町の道道・洞爺湖登別線の約600mを、11日午後六時に全面開通させることを決めた。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月14日 午後00時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

通常時は下記の通り

虻田町字旭町9〜伊達市有珠101

   18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制)

国道230号  

虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38

道道 洞爺湖登別線  

道道洞爺湖登別線は、12日の壮瞥町内避難指示全面解除を受け、不通区間が次のとおり縮小されています。

(12日9時まで)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字壮瞥温泉54番地先(四十三(よそみ)橋)

(12日9時以降)虻田町字洞爺湖温泉町144番地先(旧来の国道230号交点)〜

      壮瞥町字洞爺湖温泉1番1地先(壮瞥町・虻田町境界)

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

国道37号の通行は控えて!

伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

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  • 善光寺の桜

有珠山の麓にある桜の名所・善光寺(ぜんこうじ)でも境内の桜がつぼみを開き始めています。5日ごろから少しづつ咲き始め、樹齢190年のエゾヤマザクラが岩の間からのびる善光寺名物「石割り桜」もすでに「5分咲き」となっています。この地域は避難指示は解除されていますが、有珠山噴火の影響で、今年は例年ほど花見客は見られないということ。善光寺の桜は来週末ごろが見ごろになるということ。

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