Created on Sat, May. 13, 2000 and last modified on Sat,13-May-2000 22:30pm
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有珠山周辺はあす朝までに35ミリから40ミリの雨が降ると予想され、対策本部では泥流などへの警戒を続けている。 一時帰宅検討中〜洞爺湖温泉町など 洞爺湖温泉町と泉地区への一時帰宅の見通しについて、小笠原紘一胆振支庁長は「噴火口が開いて非常に危険な地区だが、一部の地区についてほんの短時間であれば実現できないかどうか、検討している」と述べた。 実施地域や帰宅手段などについての具体的検討に入っており、陸上自衛隊のキャタピラ式装甲車や、耐熱性のある消防特殊車の使用も考慮しているという。
胆振管内虻田、壮瞥両町では12日午前、避難指示が一部地区(虻田町が本町や入江地区の一部で、住民数は348世帯891人、壮瞥町が洞爺湖温泉地区で75世帯105人)で解除。指示が残るのは、火口群にごく近い虻田町の洞爺湖温泉町や泉地区などの3186世帯6929人に。
このうち洞爺湖温泉地区のホテル「サンパレス」では、従業員がロビーの清掃など営業再開に向けた準備に追われた。「サンパレス」では、宿泊客の受け入れなど本格的な営業再開については、今月18日に行われる総合避難訓練後に判断したいとしている。
室蘭と小樽の両土木現業所が実施する道路パトロールの運転手や草刈りなどに、合わせて196人を追加採用、10日から募集を始める。
「とうやこ幼稚園」が次のとおり始業式と入園式を行い、運営を再開す ることになりましたので、お知らせします。 1 場 所 // 伊達市網代町6−2 「同朋会館」(皆遵寺所有) 2 始業式 // 5月19日(金)10:00から 3 入園式 // 5月20日(土)10:00から 4 お問い合わせ先 // 伊達市末永町103−18 //とうやこ幼稚園連絡所 0142−22−1500
有珠山噴火で一時帰宅が実現していない避難住民に、胆振管内虻田町が分配する災害見舞金(見舞金は一世帯当たり二万円と、家族一人につき二万円)支払いが、10日で終了。しかし、住民登録をしていながら、申請や連絡のない世帯が10日現在、約180世帯もある。親せきを頼って遠方へ避難するなど、行き先が分からず、町から連絡できないケースが大半。 対象は同町洞爺湖温泉町のほぼ全域と泉地区の一部の住民で、居住が証明できれば住民登録していなくても支給する。同町福祉健康課は「身分を証明できる書類などがなくて、申請したくてもできないのかもしれない。連絡さえ受ければ、適切な措置を取れるよう工夫したい」としている。問い合わせは同町役場(電話0142・76・2121)へ。
入居の続きが10日からはじまる。入居ができたのは虻田町清水地区と豊浦町に完成した162戸の仮設住宅で、手続きを済ませた住民は早速、新しい部屋を訪れ間取りなどを確認。道や虻田町では用地が取得でき次第、さらにおよそ1000戸の仮設住宅を建設する予定。
新たに約350戸の仮設住宅を胆振管内虻田町栄町地区など5カ所に建設すると発表した。供給戸数を上回る需要があったためで、今月20日ごろ着工し、早ければ6月下旬に入居できる。
知的障害者が共同生活するグループホームを15戸設ける。虻田町にある知的障害者更生施設「清水友愛の里」が管理するグループホームが避難指示地域にあり、自宅などに避難した五十四人に入居してもらうためで、同施設の敷地内に建設する。
現在、国土庁などの関係省庁やJRなど23の機関、およそ150人が業務に当たっている、有珠山災害対策本部@伊達市役所内は、火山活動の長期化に備えて、8日午後、伊達市内に新たに設けた新・対策本部に、すべての機能を移すことに。
洞爺湖汽船は、洞爺村桟橋から大島を経由する50分コースで、午前9時から午後4時まで1時間に1便の割合で運航します。天気のよい日は温泉街を望めることが可能。虻田町民の方は、証明するものを提示すると無料で乗船可。
虻田町は虻田町臨時災害FM「FMレイクトピア」を開局しました。周波数は76.1 出力100W コミュニティFMよりはるかに強く、地理的条件を考えても、噴火湾一帯に届くのではないかと思われます。皆さんの知りたい情報、知らせたい情報をどんどんリクエストしてください。電話 0142-76-3460FAX 0142-76-1415です。
長万部町の避難所では、ボランティアの有珠山の噴火で避難生活をしている人たちに対し、本やおもちゃなどの娯楽品を贈ろうという支援の呼びかけが行われている。この支援の呼びかけは、「有珠山スマイル・アピール」と名付けられ、本やおもちゃ、ゲームなどを避難住民に贈ろうというもの。呼びかけ人は、札幌市内で翻訳などを行っているアマンダ・ハーロウさんで、「避難されている方々の、ストレス解消に少しでも役立ちたい」と話している。娯楽品は、札幌国際プラザ3階のコミュニティーサロンで、今週の金曜日まで受け付け。
室蘭土木現業所は10日、落石対策工事のため片側通行となっていた同管内壮瞥町の道道・洞爺湖登別線の約600mを、11日午後六時に全面開通させることを決めた。
また、10日より12日まで、函館−新千歳間に臨時便を飛ばせておりますが、こちらも飛んでおります。 〜平成12年5月10〜12日新千歳−函館線1往復運航〜 自然災害による旅客需要のため、平成12年5月10〜12日の3日間、新千歳−函館線を一往復、臨時便を運航。 臨時便運航ダイヤ 《新千歳→函館》 《函館→新千歳》 便名 発 着 便名 発 着 6001便 16:40 17:20 6002便 17:40 18:20 【参考】 5月の運航ダイヤ 《新千歳→函館》 《函館→新千歳》 便名 発 着 便名 発 着 6201便 08:00 08:40 6204便 15:50 16:30 6203便 09:10 09:50 6206便 18:10 18:50
道央道 伊達IC〜豊浦IC 国道37号 通常時は下記の通り 虻田町字旭町9〜伊達市有珠101 18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制) 国道230号 虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38 道道 洞爺湖登別線 虻田町字洞爺湖温泉144〜壮瞥町字壮瞥温泉68 落石のため不通になっている胆振管内壮瞥町の道道洞爺湖登別線(洞爺公園洞爺線交点―国道453号間)の600mの通行止めを、5月1日に解除する予定。当面は片側通行。 ※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。
伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。 洞爺湖畔は狭い道道です! 洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。
函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。 長万部〜洞爺間(4往復) 長万部〜豊浦間(1往復) 東室蘭〜長和間(5往復) 東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転
有珠山の麓にある桜の名所・善光寺(ぜんこうじ)でも境内の桜がつぼみを開き始めています。5日ごろから少しづつ咲き始め、樹齢190年のエゾヤマザクラが岩の間からのびる善光寺名物「石割り桜」もすでに「5分咲き」となっています。この地域は避難指示は解除されていますが、有珠山噴火の影響で、今年は例年ほど花見客は見られないということ。善光寺の桜は来週末ごろが見ごろになるということ。 |
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