Created on Tue, May. 9, 2000 and last modified on Tue,09-May-2000 05:15am

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  • 地震の空白域

山周辺で続く地震の震源を総合観測班が解析した結果、南西部の深さ4キロ〜6キロに、地震の発生しない空白域があることが判 明。「マグマの通り道の可能性もある」と岡田教授。

  • 入江地区一時帰宅

入江4区の一部(町道ビワオク線の海側地域)の一時帰宅を実施予定(天候等により中止もあり得ます)

帰宅日時  5月9日(火)

帰宅人員  1世帯1名に限る

集合時間  午後1時

集合場所  豊浦中学校隣接駐車場

帰宅時間  午後2時から午後4時

●マイカーでの帰宅は認めません(集合場所に駐車してバスにより帰宅)。

●ペットは、籠を用意しておりますので係員に申し出てください。

●タイヤを持ち出す方は、係員に申し出てください。

  • 洞爺湖の一部を避難指示区域に

有珠山噴火非常災害現地合同対策本部は洞爺湖の湖面の一部を災害対策基本法に基づく「避難指示区域」に設定し5日午前9時から実施すると発表。設定された避難指示区域は、壮瞥町壮瞥温泉の四十三橋から虻田町月浦の国道230号と道道洞爺湖虻田線の交点までの湖畔両端と、洞爺湖に浮かぶ弁天島を結ぶ湖面が範囲。湖畔2・1キロ、月浦―弁天島3キロ、壮瞥―弁天島2・5キロの三角域とし、周知のために陸上部にポールと赤旗、看板、湖上に浮き玉を設置する。

  • 現況報告会結果

現況報告会が壮瞥町で住民約250人、山中漠壮瞥町長らが出席して噴火後、初めて開催。岡田教授は、有珠山噴火で避難指示地区となり、ホテルなどの休業が続いている同管内虻田町の洞爺湖温泉地区の一部について、一時帰宅は困難との認識を示した上で、「金比羅山火口群に近い場所は、集団移転もやむを得ないのではないか」と述べた。 金比羅山火口に近い場所では危険な状態が長期化するとの見通しを示したもの。 

  • 仮設住宅通知作業開始〜虻田町

虻田町の仮設住宅は、虻田町と伊達市それに豊浦町の合わせて5ヶ所に356戸建設。1475件の入居申込があった。7日民生委員12人による選考委員会を開いて入居者を決め、さっそく今日から結果の通知作業を始開始。入居希望者への結果通知は、明日にもハガキで届く予定。なお、仮設住宅の建設は今後も予定されているが、敷地の選定などは行なわれていない。

  • 対策本部移転

現在、国土庁などの関係省庁やJRなど23の機関、およそ150人が業務に当たっている、有珠山災害対策本部@伊達市役所内は、火山活動の長期化に備えて、8日午後、伊達市内に新たに設けた新・対策本部に、すべての機能を移すことに。

  • 「FMレイクトピア」開局〜76.1MHz

虻田町は虻田町臨時災害FM「FMレイクトピア」を開局しました。周波数は76.1 出力100W コミュニティFMよりはるかに強く、地理的条件を考えても、噴火湾一帯に届くのではないかと思われます。皆さんの知りたい情報、知らせたい情報をどんどんリクエストしてください。電話 0142-76-3460FAX 0142-76-1415です。

  • 有珠山スマイル・アピール

長万部町の避難所では、ボランティアの有珠山の噴火で避難生活をしている人たちに対し、本やおもちゃなどの娯楽品を贈ろうという支援の呼びかけが行われている。この支援の呼びかけは、「有珠山スマイル・アピール」と名付けられ、本やおもちゃ、ゲームなどを避難住民に贈ろうというもの。呼びかけ人は、札幌市内で翻訳などを行っているアマンダ・ハーロウさんで、「避難されている方々の、ストレス解消に少しでも役立ちたい」と話している。娯楽品は、札幌国際プラザ3階のコミュニティーサロンで、来週の金曜日まで受け付け。

  • 北海道エアシステム(HAC)が、臨時便

〜平成12年5月10〜12日新千歳−函館線1往復運航〜

 自然災害による旅客需要のため、平成12年5月10〜12日の3日間、新千歳−函館線を一往復、臨時便を運航。

臨時便運航ダイヤ

《新千歳→函館》 《函館→新千歳》

便名 発 着 便名 発 着

6001便  16:40 17:20 6002便  17:40 18:20 

【参考】

5月の運航ダイヤ

《新千歳→函館》 《函館→新千歳》

便名 発 着 便名 発 着

6201便  08:00 08:40 6204便  15:50 16:30

6203便  09:10 09:50 6206便  18:10 18:50

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月8日 午後14時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

通常時は下記の通り

虻田町字旭町9〜伊達市有珠101

   18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制)

国道230号  

虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38

道道 洞爺湖登別線  虻田町字洞爺湖温泉144〜壮瞥町字壮瞥温泉68

落石のため不通になっている胆振管内壮瞥町の道道洞爺湖登別線(洞爺公園洞爺線交点―国道453号間)の600mの通行止めを、5月1日に解除する予定。当面は片側通行。

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

国道37号の通行は控えて!

伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

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  • 対策本部移転

国や道などの対策本部が長引く噴火活動を考えて、すでに先月30日に完成している伊達市松ヶ枝町のプレハブの庁舎3棟に5月9日に移転することに。ここに国や道の担当者およそ260人が入る予定。引越しは8日夜に行われ9日の朝から、新しい対策本部での業務がスタート。

  • 観測態勢強化

気象庁は6日までに、有珠山の観測態勢を強化するため、4億1000万円を投入し、新たに地震計、衛星利用測位システム(GPS)、雨量計、望遠カメラなど六種類の観測機器36機を有珠山周辺に設置した。

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