Created on Wed, May. 03, 2000 and last modified on Wed,03-May-2000 11:00am

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  • 昨日の噴火

有珠山を上空から観察した火山噴火予知連絡会有珠山部会長の岡田弘北大教授は「西山西側で休止していた火口が復活するなど、やや活発な噴火活動が見られた。第二ステージの始まりかどうかを含めて判断はまだできない」と話した。

  • 避難解除〜壮瞥町

壮瞥町では2日壮瞥温泉地区・70世帯の避難指示が新たに解除。壮瞥町で避難指示が解除されていないのは洞爺湖温泉地区の75世帯・105人で、今月5日からは仮設住宅への入居が可能に。

  • 仮設住宅

有珠山の噴火で避難所生活を強いられている胆振管内虻田町の住民を対象にした仮設住宅と公営住宅の入居の受け付けが1日午前、同管内豊浦町内の各避難所など28カ所で始る。 受け付けは3日まで。今回は一次分として、虻田町清水、月浦両地区、豊浦町、伊達市内にそれぞれ建設中の仮設住宅356戸と室蘭、登別、伊達市内の公営住宅309戸分について、避難指示が出されている3387世帯が対象。 虻田町は7日、家族構成などを基に入居者を決め、仮設住宅が完成する10日ごろから順次入居してもらう。今月中旬に二次募集を行う。

  • 有珠山スマイル・アピール

長万部町の避難所では、ボランティアの有珠山の噴火で避難生活をしている人たちに対し、本やおもちゃなどの娯楽品を贈ろうという支援の呼びかけが行われている。この支援の呼びかけは、「有珠山スマイル・アピール」と名付けられ、本やおもちゃ、ゲームなどを避難住民に贈ろうというもの。呼びかけ人は、札幌市内で翻訳などを行っているアマンダ・ハーロウさんで、「避難されている方々の、ストレス解消に少しでも役立ちたい」と話している。娯楽品は、札幌国際プラザ3階のコミュニティーサロンで、来週の金曜日まで受け付け。

  • 虻田町役場本庁舎で

噴火に伴い4月3日から胆振管内豊浦町内の豊浦社会館に役場機能を移していた同管内虻田町が1日午前、同町栄の本庁舎で業務を再開した。 当面、豊浦社会館でも仮設住宅入居の受け付けなどの業務を行う。

  • GW中は一時帰宅無し

胆振管内虻田町の長崎良夫町長は27日、虻田町臨時役場で記者会見し、GW中の5月3―7日は一時帰宅を実施しないことを表明。国道37号の混雑が予想され、非常時の住民避難に支障が生じる恐れがあるため。また、同町長は「興味本位で来る『見物』は差し控えるように呼び掛けたい」と話した。

  • 北海道エアシステム(HAC)が、臨時便

〜平成12年5月10〜12日新千歳−函館線1往復運航〜

 自然災害による旅客需要のため、平成12年5月10〜12日の3日間、新千歳−函館線を一往復、臨時便を運航。

臨時便運航ダイヤ

《新千歳→函館》 《函館→新千歳》

便名 発 着 便名 発 着

6001便  16:40 17:20 6002便  17:40 18:20 

【参考】

5月の運航ダイヤ

《新千歳→函館》 《函館→新千歳》

便名 発 着 便名 発 着

6201便  08:00 08:40 6204便  15:50 16:30

6203便  09:10 09:50 6206便  18:10 18:50

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年5月03日 午前11時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

降雨量が20mmを超えたため有珠虻田間通行止めです。大渋滞が発生しています。

通常時は下記の通り

虻田町字旭町9〜伊達市有珠101

   18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制)

国道453号

   壮瞥町字上久保内〜大滝村字昭園

  4月22日午前8時50分から土砂崩れのおそれがあるため、通行禁止になっています。

国道230号  

虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38

道道 洞爺湖登別線  虻田町字洞爺湖温泉144〜壮瞥町字壮瞥温泉68

落石のため不通になっている胆振管内壮瞥町の道道洞爺湖登別線(洞爺公園洞爺線交点―国道453号間)の600mの通行止めを、5月1日に解除する予定。当面は片側通行。

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

国道37号の通行は控えて!

伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

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  • 対策本部移転

国や道などの対策本部が長引く噴火活動を考えて、すでに先月30日に完成している伊達市松ヶ枝町のプレハブの庁舎3棟に5月9日に移転することに。ここに国や道の担当者およそ260人が入る予定。引越しは8日夜に行われ9日の朝から、新しい対策本部での業務がスタート。

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