Created on Tue, May. 02, 2000 and last modified on Tue,02-May-2000 05:00am
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有珠山を上空から観察した宇井忠英北大教授によると、火山活動に変化はなく、有珠山は火口から水蒸気主体の白煙を上げ、時折、土砂を噴き上げる状態が続いている。
壮瞥温泉地区の四十三川から東側の地域で避難解除(70世帯、156人)。前回の噴火に伴って1978年に土石流による被害を受けたため、二次災害の発生が懸念されていた地区。調査の結果、砂防ダムや流路などの設備に損傷がなく、降灰量も少ないため、安全性が確保されていると判断した。
有珠山の噴火で避難所生活を強いられている胆振管内虻田町の住民を対象にした仮設住宅と公営住宅の入居の受け付けが1日午前、同管内豊浦町内の各避難所など28カ所で始る。 受け付けは3日まで。今回は一次分として、虻田町清水、月浦両地区、豊浦町、伊達市内にそれぞれ建設中の仮設住宅356戸と室蘭、登別、伊達市内の公営住宅309戸分について、避難指示が出されている3387世帯が対象。 虻田町は7日、家族構成などを基に入居者を決め、仮設住宅が完成する10日ごろから順次入居してもらう。今月中旬に二次募集を行う。
長万部町の避難所では、ボランティアの有珠山の噴火で避難生活をしている人たちに対し、本やおもちゃなどの娯楽品を贈ろうという支援の呼びかけが行われている。この支援の呼びかけは、「有珠山スマイル・アピール」と名付けられ、本やおもちゃ、ゲームなどを避難住民に贈ろうというもの。呼びかけ人は、札幌市内で翻訳などを行っているアマンダ・ハーロウさんで、「避難されている方々の、ストレス解消に少しでも役立ちたい」と話している。娯楽品は、札幌国際プラザ3階のコミュニティーサロンで、来週の金曜日まで受け付け。
噴火に伴い4月3日から胆振管内豊浦町内の豊浦社会館に役場機能を移していた同管内虻田町が1日午前、同町栄の本庁舎で業務を再開した。 当面、豊浦社会館でも仮設住宅入居の受け付けなどの業務を行う。
胆振管内虻田町の長崎良夫町長は27日、虻田町臨時役場で記者会見し、GW中の5月3―7日は一時帰宅を実施しないことを表明。国道37号の混雑が予想され、非常時の住民避難に支障が生じる恐れがあるため。また、同町長は「興味本位で来る『見物』は差し控えるように呼び掛けたい」と話した。
〜平成12年5月10〜12日新千歳−函館線1往復運航〜 自然災害による旅客需要のため、平成12年5月10〜12日の3日間、新千歳−函館線を一往復、臨時便を運航。 臨時便運航ダイヤ 《新千歳→函館》 《函館→新千歳》 便名 発 着 便名 発 着 6001便 16:40 17:20 6002便 17:40 18:20 【参考】 5月の運航ダイヤ 《新千歳→函館》 《函館→新千歳》 便名 発 着 便名 発 着 6201便 08:00 08:40 6204便 15:50 16:30 6203便 09:10 09:50 6206便 18:10 18:50
道央道 伊達IC〜豊浦IC 国道37号 虻田町字旭町9〜伊達市有珠101 18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制) 国道453号 壮瞥町字上久保内〜大滝村字昭園 4月22日午前8時50分から土砂崩れのおそれがあるため、通行禁止になっています。 国道230号 虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38 道道 洞爺湖登別線 虻田町字洞爺湖温泉144〜壮瞥町字壮瞥温泉68 落石のため不通になっている胆振管内壮瞥町の道道洞爺湖登別線(洞爺公園洞爺線交点―国道453号間)の600mの通行止めを、5月1日に解除する予定。当面は片側通行。 ※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。
伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。 洞爺湖畔は狭い道道です! 洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。
函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。 長万部〜洞爺間(4往復) 長万部〜豊浦間(1往復) 東室蘭〜長和間(5往復) 東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転
気象庁は、衛星利用測位システム(GPS)や地震計、空振計などの観測装置を増設。これに国土地理院などの関係機関を含め、今月中旬までに100カ所以上で装置が整備される。 |
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