Created on Sat, Apr. 29, 2000 and last modified on Sat,29-Apr-2000 02:00am
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伊達市で一週間ぶりに震度1の有感地震を二度観測。有珠山は西山西側火口で噴出物を多く含んだ黒色の噴煙が上がり、火山性微動のレベルも前日までより上昇するなど、依然活発な活動が続いている。
仮設住宅について、道は28日、入居を5月5日から始めることを決めた。また、現地対策本部は、大噴火の予兆を観測したとの想定で、住民千人が参加する大規模な避難訓練を連休明けに行うことを決めた。
有珠山の噴火で避難し一時帰宅が実現していない同町洞爺湖温泉町のほぼ全域と泉地区の一部の地域の住民に対し、一世帯当たり二万円と家族一人につき二万円の災害見舞金を、28日から分配している。 噴火後、初めての分配となるが、一時帰宅ができず、必要なものを取りに行けない住民を優先した。その他の地域の避難住民については連休明けから分配する。 受け渡しは30日までの3日間、各避難所で世帯主に対して実施。保険証や運転免許証など身分を証明できるものが必要。遠方の住民については、銀行振り込みなどの方法で送金する。連絡は5月1日以降に町福祉健康課0142・76・2121へ。
豊浦町の豊浦社会館に移転させていた臨時役場について、29、30の両日、本庁舎(虻田町栄町)に戻す作業を行い、5月1日に業務を再開させると発表。避難住民の対策に当たる部門については豊浦社会館に残し、各避難所で避難住民の対応に当たっている職員についてもそのまま残す予定。 GW中は一時帰宅無し 胆振管内虻田町の長崎良夫町長は27日、虻田町臨時役場で記者会見し、GW中の5月3―7日は一時帰宅を実施しないことを表明。国道37号の混雑が予想され、非常時の住民避難に支障が生じる恐れがあるため。また、同町長は「興味本位で来る『見物』は差し控えるように呼び掛けたい」と話した。
大規模噴火など緊急時の住民避難計画をまとめた。避難経路として国道37号に加え、道央自動車道の通行止め区間も利用。同管内豊浦、渡島管内長万部の両町へ迅速に避難できるように体制を整えた。
校舎が噴火口に近いため立ち入ることのできない虻田高校が、隣り町の豊浦町の仮教室で新学期の授業を始めた。仮設校舎が完成するまでの間、学年ごとに豊浦町内の3つの施設に分かれて授業が行われる。
長崎・雲仙普賢岳の噴火当時、ふもとの島原市長として防災・復興に尽力した鐘ケ江管一さん(69)=島原市在住=が、有珠山噴火の被災地を励まそうと25/26の両日、胆振管内壮瞥町などを訪問、役場職員や避難住民たちにエールを送った。
国土庁などは住宅が全壊した住民に対して1世帯あたり生活物資の購入費や修理費、引っ越し費用(仮設住宅への移転を除く)などとして最大100万円を支給する方針を決定。今月25日ころから被災者への説明と申請受け付けを開始。火山噴火による同法の適用は全国で初めて。
〜平成12年5月10〜12日新千歳−函館線1往復運航〜 自然災害による旅客需要のため、平成12年5月10〜12日の3日間、新千歳−函館線を一往復、臨時便を運航。 臨時便運航ダイヤ 《新千歳→函館》 《函館→新千歳》 便名 発 着 便名 発 着 6001便 16:40 17:20 6002便 17:40 18:20 【参考】 5月の運航ダイヤ 《新千歳→函館》 《函館→新千歳》 便名 発 着 便名 発 着 6201便 08:00 08:40 6204便 15:50 16:30 6203便 09:10 09:50 6206便 18:10 18:50
以上
先月29日から不通になっていたJR室蘭線経由の貨物列車の運転が27日午前、ほぼ1カ月ぶりに再開。JR北海道は、29日から 東室蘭―長万部間で二往復、東室蘭―豊浦間で一往復、臨時普通列車の運行を再開予定。
建設省は二十五日、通行止めとなっている道央自動車道豊浦IC―虻田洞爺湖IC間に、虻田洞爺湖ICの仮出入り口を設置する方針を明らかに。設置場所は道央道虻田洞爺湖ICから7.2キロ豊浦IC側の同管内豊浦町東雲町。工事は早ければ月内にも着手し、約1カ月で通行可能にする予定。この区間が開通すれば、道央道の不通区間は現行の伊達IC―豊浦IC間26.8kmから伊達IC―虻田洞爺湖仮出入り口間18.5kmに短縮。
建設省は通行止めになっている230号のう回路である道道豊浦洞爺線・豊浦京極線の一部約15キロを26日付で230号に編入した。国道に昇格すると 道路の維持管理費用などが 国の負担となり、 今後、ロードヒーティングなどの 工事が行われることに なっている。
道央道 伊達IC〜豊浦IC 国道37号 虻田町字旭町9〜伊達市有珠101 18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制) 国道453号 壮瞥町字上久保内〜大滝村字昭園 4月22日午前8時50分から土砂崩れのおそれがあるため、通行禁止になっています。 国道230号 虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38 道道 洞爺湖登別線 虻田町字洞爺湖温泉144〜壮瞥町字壮瞥温泉68 落石のため不通になっている胆振管内壮瞥町の道道洞爺湖登別線(洞爺公園洞爺線交点―国道453号間)の600mの通行止めを、5月1日に解除する予定。当面は片側通行。 ※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。 室蘭方面から長万部方面に抜けるには、 苫小牧 - 支笏 - 美笛峠 -(R276)- 喜茂別 -(R230)- 豊浦と大回りが必要と思われます。
伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。 洞爺湖畔は狭い道道です! 洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。
函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。 長万部〜洞爺間(4往復) 長万部〜豊浦間(1往復) 東室蘭〜長和間(5往復) 東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転
エア−ニッポンは13日から丘珠−函館間に2往復の臨時便。 丘珠 10:20発 15:55発 函館 11:30発 17:05発 北海道エアシステムは19〜21日、26〜28日に新千歳⇔函館線を1往復増便 新千歳16:40発 函館17:40発
札幌〜函館間の都市間高速バスはすべて札樽自動車道〜稲穂峠〜長万部経由で運行中(道南バス・中央バス・北都交通)。 札幌〜洞爺湖間は、札幌〜留寿都での折り返し運行。時刻表は既存のものと変わらず。(道南バス・じょうてつ)
通学生活バスを変更します。生徒の通学に利用するため、運行時間及び経路を変更します。 --------- ◎2000年有珠山噴火災害生活バス 時刻表(4月21日より運行予定) 行き 1.レイクビュー前から旧壮瞥駅前 レイクビュー前 6:50 東丸山前 6:55 壮瞥温泉 7:00 昭和新山登山口 7:05 滝之上 7:10 滝之町 7:15 旧壮瞥駅前 7:20 行き 2.仲洞爺公民館前から旧壮瞥駅前 仲洞爺公民館前 9:30 仲洞爺センターハウス前 9:35 東湖畔1集会所前 9:45 滝之町 9:55 旧壮瞥駅前 10:00 --------- 帰り/旧壮瞥駅前から仲洞爺(壮瞥温泉地区経由) 旧壮瞥駅前 14:00 16:00 17:30 滝之町 14:05 16:05 17:35 滝之上 14:10 16:10 17:40 昭和新山登山口 14:15 16:15 17:45 壮瞥温泉 14:20 16:20 17:50 東丸山前 14:25 16:25 17:55 レイクビュー前 14:30 15:30 18:00 東湖畔1集会所前 14:45 16:45 18:15 仲洞爺センターハウス前 14:55 16:55 18:25 仲洞爺公民館前 15:00 17:00 18:30 ・通学バスは無料です。 ・噴火活動生活バスですので火山活動によって中止または変更になることがあります。
教育庁高校教育課011−231−4111(内線35−721) 高等学校などの授業再開にともない、伊達・豊浦間に臨時の通学バスを運行。 豊浦→伊達 豊浦駅 洞爺駅 有珠駅 長和駅 伊達駅 往路 6:50 7:00 → → 7:25 7:10 7:20 7:30 7:40 7:50 伊達駅 長和駅 有珠駅 洞爺駅 豊浦駅 復路 16:15 16:25 16:35 16:45 16:55 17:00 17:10 17:20 17:30 17:40 伊達→豊浦 伊達駅 長和駅 有珠駅 洞爺駅 豊浦駅 大 岸 礼文華 往路 7:35 7:45 7:55 8:05 8:15 8:25 8:35 8:00 8:10 8:20 8:30 8:40 8:50 9:00 礼文華 大 岸 豊浦駅 洞爺駅 有珠駅 長和駅 伊達駅 復路 15:4015:5016:0016:1016:2016:3016:40 16:5017:0017:1017:2017:3017:4017:50
伊達、有珠両漁協などが運営する伊達市温水養殖センターで放流に向けて育成していたウニやアワビ、マツカワの一部に被害が出ていることが25日までに分かった
洞爺湖漁協、ワカサギの養殖作業を始めた。噴煙を上げる有珠山を見上げながら1時間ほどで、例年並みの150キロほどを捕獲。同漁協のふ化場で採卵、受精させた。 |
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