Created on Wed, Apr. 26, 2000 and last modified on Wed,26-Apr-2000 00:00am

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  • 地割れ

洞爺湖温泉街西側の 小さな地割れ群が少しずつ広がり、一つの大きな地割れとなって 湖方向に延びているのが 専門家らの上空からの観測で 確認された。有珠山はきょうも 北西山麓の複数の火口から 活発な噴煙を上げています

  • 泥流センサー

泥流の発生が心配されている 板谷川の上流部にでは、土のう積みに続いて25日からは 泥流の発生を感知するセンサーの設置作業が開始。 泥流センサーは 下流部にある国道37号線の 通行の安全などを 確保するためのもので、 上流部に張られたワイヤーが 泥流によって切断されるとアラームが鳴る仕組み。

  • 病院再開〜虻田町

緊急避難用の車を用意して虻田町の幸清会病院の診療再開。幸清会病院は避難指示区域内にありますが目の前を走る国道が通行できる昼の間だけ診療可。まだ水道も使えず給水を受けての診療再開に。

  • 久保内中修学旅行へ

壮瞥町の久保内中学校では24日、2年生と3年生あわせて15人の生徒が東北方面への修学旅行に出発。先月末からの噴火で旅行の実施が危ぶまれていましたが、いまはひとまず落ち着いた状況だと学校が判断し、予定通りの出発となりました。3泊4日の日程で岩手の平泉など東北地方を回る予定。

  • 土嚢積み

これまでの噴火でたまった土砂を取り除く作業がを開始。西山の火口付近を通る虻田町の板谷川では土砂をためる池に許容量の半分を上回る6000立方メートルの火山灰や土砂がたまっている。このため道では「泥流」となるのを防ぐため「土のう」を作ったり、池の水抜きをするポンプを設置する作業を始めた。

  • 残留者救出

避難指示区域になっている 洞爺湖温泉街に 居残っていた男性が25日、 警察や自衛隊などによって 救出された。 救出されたのは 45歳の男性で、 避難指示区域になっている 洞爺湖温泉街の自宅に 居残っていたもの。

  • 虻田高校授業開始

校舎が噴火口に近いため立ち入ることのできない虻田高校が、隣り町の豊浦町の仮教室で新学期の授業を始めた。仮設校舎が完成するまでの間、学年ごとに豊浦町内の3つの施設に分かれて授業が行われる。

  • 国土庁から支給金

国土庁などは住宅が全壊した住民に対して1世帯あたり生活物資の購入費や修理費、引っ越し費用(仮設住宅への移転を除く)などとして最大100万円を支給する方針を決定。今月25日ころから被災者への説明と申請受け付けを開始。火山噴火による同法の適用は全国で初めて。

  • JR運転再開予定〜27日から

JR北海道は不通になっていたJR室蘭線の洞爺―長和間で27日から貨物列車の運転を、29日から普通列車の運転をそれぞれ再開すると発表した。室蘭線の開通は3月29日以来ほぼ一カ月ぶり。JR北海道によると、運行再開区間の一部は依然として避難指示地域。同社は緊急時に列車が素早く前進、後退できるよう、2両編成の二両をいずれも気動車とし、2人の運転士を乗せ、4カ所の踏切には乗客を誘導する人員を配置する。沿線に避難用バスを待機させることも検討中。

  • 仮のIC設置

建設省は二十五日、通行止めとなっている道央自動車道豊浦IC―虻田洞爺湖IC間に、虻田洞爺湖ICの仮出入り口を設置する方針を明らかに。設置場所は道央道虻田洞爺湖ICから7.2キロ豊浦IC側の同管内豊浦町東雲町。工事は早ければ月内にも着手し、約1カ月で通行可能にする予定。この区間が開通すれば、道央道の不通区間は現行の伊達IC―豊浦IC間26.8kmから伊達IC―虻田洞爺湖仮出入り口間18.5kmに短縮。 

  • R230号再編

建設省は通行止めになっている230号のう回路である道道豊浦洞爺線・豊浦京極線の一部約15キロを26日付で230号に編入する。

  • 道路通行止通行禁止規制区間  平成12年4月22日 午後6時00分現在

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号

   虻田町字旭町9〜伊達市有珠101

   18:00〜翌日7:00の間、通行止め(時間規制)

国道453号

   壮瞥町字上久保内〜大滝村字昭園

  4月22日午前8時50分から土砂崩れのおそれがあるため、通行禁止になっています。

国道230号  

虻田町字月浦(道道洞爺湖虻田線交点)〜虻田町字入江38

道道 洞爺湖登別線  虻田町字洞爺湖温泉144〜壮瞥町字壮瞥温泉68

※ 上記のほか、今後の気象状況により、周辺の道路に通行止めなどの規制がかかることがあります。現場警察官の指示に従ってください。

室蘭方面から長万部方面に抜けるには

苫小牧 - 支笏 - 美笛峠 -(R276)- 喜茂別 -(R230)- 豊浦と大回りが必要と思われます。

国道37号の通行は控えて!

伊達方面と豊浦・長万部方面をつなぐ国道37号の虻田町入江地区付近は 火口に近く、噴火に巻き込まれる危険性があります。不必要な通行は避け ましょう。

洞爺湖畔は狭い道道です!

洞爺湖畔を一周する道道はかなり狭く、カーブの多い道です。夜間通行止めの37号の迂回路に使用できるほど広くはありません。夜間迂回・噴火見物の為の通行は止めましょう。

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

  • 航空

エア−ニッポンは13日から丘珠−函館間に2往復の臨時便。

丘珠 10:20発 15:55発

函館 11:30発 17:05発

北海道エアシステムは19〜21日、26〜28日に新千歳⇔函館線を1往復増便

新千歳16:40発

函館17:40発

  • 長距離バス

札幌〜函館間の都市間高速バスはすべて札樽自動車道〜稲穂峠〜長万部経由で運行中(道南バス・中央バス・北都交通)。

札幌〜洞爺湖間は、札幌〜留寿都での折り返し運行。時刻表は既存のものと変わらず。(道南バス・じょうてつ)

交通関連の詳しい情報はこちらです

  • 生活バスについて

通学生活バスを変更します。生徒の通学に利用するため、運行時間及び経路を変更します。

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◎2000年有珠山噴火災害生活バス 時刻表(4月21日より運行予定)

 行き   1.レイクビュー前から旧壮瞥駅前

レイクビュー前  6:50

東丸山前     6:55  

壮瞥温泉     7:00

昭和新山登山口  7:05

滝之上      7:10

滝之町      7:15

旧壮瞥駅前    7:20

  行き   2.仲洞爺公民館前から旧壮瞥駅前

仲洞爺公民館前  9:30

仲洞爺センターハウス前 9:35

東湖畔1集会所前 9:45

滝之町      9:55

旧壮瞥駅前   10:00

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 帰り/旧壮瞥駅前から仲洞爺(壮瞥温泉地区経由)    

旧壮瞥駅前       14:00 16:00 17:30

滝之町         14:05 16:05 17:35

滝之上         14:10 16:10 17:40

昭和新山登山口     14:15 16:15 17:45

壮瞥温泉        14:20 16:20 17:50

東丸山前        14:25 16:25 17:55

レイクビュー前     14:30 15:30 18:00

東湖畔1集会所前    14:45 16:45 18:15

仲洞爺センターハウス前 14:55 16:55 18:25

仲洞爺公民館前     15:00 17:00 18:30

・通学バスは無料です。

・噴火活動生活バスですので火山活動によって中止または変更になることがあります。

  • 臨時通学バス

教育庁高校教育課011−231−4111(内線35−721) 高等学校などの授業再開にともない、伊達・豊浦間に臨時の通学バスを運行。

豊浦→伊達

   豊浦駅  洞爺駅  有珠駅  長和駅  伊達駅

往路 6:50 7:00  →    →   7:25

   7:10 7:20 7:30 7:40 7:50

   伊達駅   長和駅   有珠駅   洞爺駅   豊浦駅

復路 16:15 16:25 16:35 16:45 16:55

   17:00 17:10 17:20 17:30 17:40

伊達→豊浦

   伊達駅  長和駅  有珠駅  洞爺駅  豊浦駅  大 岸  礼文華

往路 7:35 7:45 7:55 8:05 8:15 8:25 8:35

   8:00 8:10 8:20 8:30 8:40 8:50 9:00

礼文華 大 岸 豊浦駅 洞爺駅 有珠駅 長和駅 伊達駅

復路 15:4015:5016:0016:1016:2016:3016:40

16:5017:0017:1017:2017:3017:4017:50

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