Created on Mon, Apr. 17, 2000 and last modified on Mon,17-Apr-2000 02:40am

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  • やや乾いた噴火

16日も特定の火口からの噴火が続いているが、午前中に会見した専門家によると、時折マグマの上昇を示す「やや乾いた噴火」も確認されており、今後の変化を掴むための注意深い観測が必要。西山周辺の地下水が減少しマグマとの微妙なバランスが崩れると、“カリフラワー型”噴火がより大きな規模でおこり、火砕流などを引き起こす恐れもある。有珠山の北西山麓一帯では断層も発達し続けるなど、地殻の変動も衰えを見せておらず、岡田教授らは引き続き厳重な警戒を続けるよう呼び掛けている。

  • 避難者のためにミュージカル

胆振管内虻田町から避難してきた人に楽しいひとときを過ごしてもらおうと、同管内豊浦町の英語指導助手(AET)のゴードン・スリフトさん(26)=カナダ出身=が全道各地のAET約三十人とともに16日、豊浦小学校でミュージカルを上演した。

  • 授業再開

今まで授業ができなかった虻田町内の4つの小中学校では、17日から避難先となっている長万部と豊浦の学校の空き教室を借りて授業を開始予定。

  • 防災無線システム臨時設置

八代英太郵政大臣が16日午後伊達市内を訪問。現地対策本部などを激励した後、記者会見を行ない、郵便局の簡易保険の資金を利用して、伊達、虻田、壮瞥の3市町にあわせて3千万円を助成、防災無線システムの臨時設置することなどを明らかにした。

一時帰宅

虻田町の入江地区・泉地区・かっこう台地区の一部、617世帯が約1時間の一時帰宅。長い人で18日ぶり。しかし泉地区などではまだ避難指示が解除されるめどが立っていないため、これまで以上に大量の荷物を持ち帰る住民が多かった。17日も、泉地区と入江一区、同三区の各一部の計320世帯を対象にした一時帰宅を実施する。同町は、まだ一時帰宅が実現していない泉地区の残る地域や洞爺湖温泉町の住民の要望を受け、泉地区はバスで、同温泉町地区は湖上の船から自宅を見てもらうことを検討中。

  • 橋桁撤去作業

 開発局は16日、虻田町のJR室蘭線に架かる国道230号の入江こ線橋の破損していた橋げたなど、同橋の一部分の撤去作業を始めた。18日までに完了する予定。

  • 道路通行止

道央道  伊達IC〜豊浦IC

国道37号 [夜間 16〜9時のみ]  達市有珠町101〜虻田町字旭町9

国道230号  洞爺村字香川14〜虻田町入江三差路交差点

道道 登洞爺湖別線  虻田町洞爺湖温泉〜壮瞥町壮瞥温泉

道道 洞爺公園洞爺線  洞爺村洞爺町〜壮瞥町壮瞥温泉

道道 洞爺虻田線  洞爺村洞爺町〜虻田町月浦

道道 岩内洞爺線 [土日休日のみ]  洞爺村大原〜洞爺村洞爺町

  • JR

函館〜札幌間と東室蘭〜札幌間に、臨時特急を毎日26本運行。

長万部〜洞爺間(4往復)

長万部〜豊浦間(1往復)

東室蘭〜長和間(5往復)

東室蘭〜伊達紋別間(2往復)で臨時普通列車を運転 

  • 航空

エア−ニッポンは13日から丘珠−函館間に2往復の臨時便。

丘珠 10:20発 15:55発

函館 11:30発 17:05発

北海道エアシステムは19〜21日、26〜28日に新千歳⇔函館線を1往復増便

新千歳16:40発

函館17:40発

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