Created on Mon, Apr. 03, 2000 and last modified on Wed,05 -Apr-2000 16:45pm

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4/4
  • 溶岩ドーム

きのう(4/3)、北西側の麓(ふもと)に大きな断層(長さ数百メートル)が3本見つかる。「溶岩ドーム」を作る最初の段階に入った可能性が高い。

  • 展望

「溶岩ドームが形成される初期の段階では、非常に爆発的な噴火を伴い易く、危険な噴火を繰り返すことが、世界中に多く知られている」by岡田弘教授@北大有珠火山観測所。今後の噴火で、小規模な火砕流が発生する可能性もあるという予測。

  • 噴石発見

道警は最初の噴火があった火口の西側1キロの地点で発見した重さ50キロの噴石を公開。これよりもはるかに大きい物もあったらしい。

  • 長期化か?

有珠山の噴火活動は断続的な噴火と伴に「溶岩ドーム」が作られる段階となって長期化する見通しか?

  • 山頂に断層

山頂の西側にもかなり発達した断層があることがけさ(4/4)の専門家の調査でわかり火山活動や地殻変動がさらに活発になっている証明。

  • 自治会

虻田町から390人が避難している豊浦町の公民館では、掃除やゴミの処理など身の回りのことを役割分担するための自治会結成。

  • 映像公開

虻田町や豊浦町などの避難所では自衛隊などが空から撮影した避難地域の映像が公開。

  • 保険証

避難している人たちが医療機関にかかる場合、4/4から「保険証」を提示することができなくても名前と住所を名乗るだけで治療が受けられます。

  • 金融・雇用労働相談室

国民生活金融公庫では今回の噴火で営業停止などに追い込まれた中小企業を対象に「金融・雇用労働相談室」を伊達商工会議所できょうからスタート。

  • 電気・ガス

北海道電力と室蘭ガスでは非難した方々が電気やガスを利用しなかった期間については基本料金を免除。

  • 仮設住宅準備へ

有珠山噴火非常災害現地対策本部は2日、避難生活が長期化すると判断、避難住民の仮設住宅建設に向けた準備を開始。現地対策本部(毎日新聞2000年4月2日(日)23時2分)

  • 物品確保

必要な生活用品を自宅に取りに戻ることができるよう交通規制の弾力的な運用も検討する。現地対策本部 (毎日新聞2000年4月2日(日)23時2分)

  • 防災具

壮瞥町民にヘルメット、防塵メガネ、防塵マスクを配布する。

  • 学校情報

★久保内小学校 始業式、入学式とも4月6日(予定通り)

★久保内中学校 始業式4月6日、入学式4月7日(予定通り)

★壮瞥小学校、壮瞥中学校は現段階では当面延期 来週中には行いたい。

★壮瞥高校は現段階では未定 公共交通機関の回復を見ながら当面延期する。

詳しくは壮瞥町教育委員会 学校教育課 TEL 66-2131

  • 道路

有珠山の周辺でほとんどの区間が通行止めになっています。迂回路を利用。

  • JR

室蘭線の伊達紋別と豊浦の間が依然、不通となっています。

  • 臨時列車

伊達紋別と東室蘭の間、さらに、豊浦と長万部の間では臨時列車がそれぞれ5往復ずつ、きのう(4/3)から増便されています。

この2つの区間については避難している住民は無料で乗車可。今月30日まで。(無料乗車証の交付を受けてください)

  • 100歳

噴火災害の混乱の中、壮瞥町長日園で中村さんが100歳を迎えた(12:00町長より表彰)。

  • ペット

避難指示地域のペットの救出が行われる(9:00役場発)。

  • 避難地域のパトロール

移動交番車が避難場所を中心に巡回パトロ ールを行うとともに、一時避難先で相談員が 相談に応じる。女性警察官の「はまなす隊」も活動。どんなこともお気軽にご相談ください。

  • 銃砲一斉検査

が無期延期 →4月13日(木)、4月14日 (金)に予定していました銃砲一斉検査を無期限で延期。

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