とうやこ幼稚園 始業式・入園式
2000年5月20日(土)  始業式 9:30〜
入園式 10:30〜
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伊達市 皆遵寺「同朋会館」
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9時前に着いたときは、取材陣ばかりたくさんいて、園児は一人もいなかった。9時にお母さんに連れられてやってきた女の子を一斉に取り囲む・・・という感じ。この女の子と、しばらくおしゃべりをした。どうやら、彼女は伊達歴史の杜カルチャーセンターにいるらしい。
9時半前になって続々と園児達が登場。一転して賑やかになる。走り回るわ、大声で笑うわ、子ども達もおおはしゃぎだったが、その後ろでお母さん達が手を取り合って再会を喜ぶ姿が印象的だった。


■園児の内訳


 
男の子
女の子
モモ(年少)
10
タンポポ(年中)
10(5)
4(1)
14(6)
スミレ(年長)
13(1)
22
全体
24(10)
22(7)
46(17)

※()内は、そのうち新しくとうやこ幼稚園にきたおともだちの数。全体の17人には、もちろん新入園児の10人が含まれているわけです。


↑おませさんにタジタジ
久しぶりの友達との再会に少々落ち着かない子どもたちだったが、元気で安心した。これからしばらく、この広い会館をみんなで共有する。砂場も遊具もないけれど、会館には先生方が夜遅くまでかかって作った手作りの飾りがたくさんあり、バスで出かけたりもできるらしい。

通園は2台のバスが毎朝3ルートをまわることになっている。運転は男性の先生が、それぞれ分担する。大変だと思うけれど、きっと、この子ども達の絆は強いものになるな、と思う。


↑ここが仮の幼稚園


↑持ってかえるお土産?

↑カメラも気にせず走る、走る

↑親子で取材攻勢をうける皆さん

↑小倉園長先生のお話

↑トイレには台が入り、液体石鹸と手を拭く紙が用意された。
彼女は時々私に手を見せながら、きちんと手首まで洗った。

↑後輩達にお歌の披露。
歌は「パレード」

↑このカメラの数・・・。

↑先生方は、園長先生を含めて7人全員が揃った。やはり、避難所から通っている先生も何人かいる。

子どもの笑顔や笑い声には、家族だけでなく地域全体に元気、勇気、やる気を与える。そこに居合わせた私達にも、この声を絶えさせるようなことがあってはならないと思わせる不思議な力がある。

レポート : あらじゅん&おーすぎピーコ