学研さんは実にえらい!!

思えば、学研さんとは深い「えにし」があったのだ。

道南観光写真の噴火写真が教科書に載るそうです。
有珠山ネットを見た学研担当者から電話があり、写真の購入と
教科書に使いたいので・・・と申し出があり、社長は快く了承したそうです。
もちろん「道南観光写真撮影」の文字は入るそうです。
今後復興するにつれ、徐々に姿を変えていく火口周辺ですが
ほとんど手付かずの頃の写真が、貴重な資料になるのかもしれません。
有珠山ネットで紹介してくれたおかげで、写真の注文もあり
教科書にも載る事になり、社長に大変感謝されました。
皆さんのご協力のおかげです、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします    m(_ _)m


有珠山ネット被災地救援委員会 渕瀬

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はなまるくんも、とうやこ幼稚園にきてくれました。
涙ながらに当時を振り返る室蘭幼稚園のおぐらえんちょー談


有珠山ネット噴火湾お助け隊は最初からえこひーきであった

思い出話

学研さんが贈ってくださった本やおもちゃ。
有珠山ネットなどというわけのわからんいかがわしい親父集団を、全面的に信用し
てくださって、分配について全権を下さったのです。
で、冨田は、渕瀬と小西さんと悪巧みをいたしました。

「でっかい避難所はすでに物があふれている」
「そだそだ」
「小さいところは目立たないから、ぼらんてあさんも、物資もなかなかこない」
「んだんだ」
「したらこの学研さんの品物は、明らかに不公平な配分をしようではないか!」
「まったくだ!!」

というわけで、一番はじっこの、人目につかない豊浦のはずれの避難所から順番に
配りましたのです。

ひ「ここ何箇所目?」
ふ「最初です!!」
ひ「おらんところはいっつも後回しになって・・・」
ひ1「最初にきてくれたのは初めてです(^○^)」
ふ「えこひーきしてるんです!」
ふ「遠慮しないでどんどんいいもの順にとってくださいな」
ひ「うれしいな」

注)ひ・・・・被災者
  ふ・・・・渕瀬ではなく噴火湾パソコンお助け隊

この時に、
「あんた、家に戻れたの?」
ときかれて、
「なんとかね。おら2週間ですんだから、助かったよ」
と答えると、
「いやー、それはいかったねえ」
と、喜んでくれたことを思い出しました。
自分はいつかえれるのかもわからない中で、人のことを我がことのように喜べる人
がいる。
おら、北海道に住んでいて実によかったと思う。
三宅島を見ていると、悲しくなる。
住民同士の足の引っ張り合いが始まった。
本当は仲良く暮らしてきたはずであろうに・・・。
錯覚だろうか?

有珠山ネット  冨田きよむ